趣味の読書
スティーブ・ジョブズは何を考えていたのか・・・どうしたあのような製品・サービスを生み出すことができたのか。 それを考えるためには、東洋思想、曹洞宗についての理解が必須だと。そして今回の新版画、川瀬巴水に子供の頃から心酔したのは何故か、なぜそ…
宇沢弘文氏の経済学の背景にあるものを解説した内容。佐々木氏の前著のある意味エッセンス版と言っていいと思う。 宇沢弘文という経済学者の生き様を考えることで、研究とは、研究者とはどうあるべきか考えさせられる。 若い人に一読をお勧めしたい。
竹中平蔵 市場と権力-「改革」に憑かれた経済学者の肖像-は、バブル崩壊以降、日本経済の運営に深く関わってきた一人の人間を通してみた同時代史と言えるであろうか。 彼自身の生き様、その彼が生きた時代、政策決定者の一人としての関わりとその背景を見た…
自分の贔屓のラジオ番組が終わるってのはショックですよね。 J-WAVEのグルーブラインが自分にとっての贔屓の番組だった。それがこの9月いっぱいで終わる。ショックだ。 ピストンさんのDJ、グルーブラインでのDJが聴けなくなるのが非常に残念。 残りの回は聞…
今の世の中の閉塞感から脱出したい!多くの人がそう思っているのではないかと思います。 深井龍之介の最初の著書であるこの「歴史思考」はそんなあなたに一筋の光の道を示してくれるでしょう。それがメタ認知という物事の見方・考え方です。 本書は中高生に…
自分はゲーマーではないが、それでも1980年前後は、インベーダーゲームやパックマン、ブロック崩しとか、喫茶店のテーブルやゲームセンターで結構やったものだ。それが少し背伸びしてパチンコしだしてからは遠ざかって今に至る。最近は暇つぶしにポケモンGo…
やっと来たか!シーズン2!! 攻殻機動隊のシーズン1が公開されたのは、2020年・・・それから2年、やっとシーズン2が公開された。下記の記事は、2年前、シーズン1が公開された時の記事*1。 mnoguti.hatenablog.com 当時、3D映像がどんなものか注目していたわ…
情報通信の世界は変化が激しい。特に最近はその変化の激しさに拍車がかかっているようだ。それは単なる通信サービスからわれわれのビジネスや社会生活に実装されるといわれるようにデジタルサービスが単なるコミュニケーションツール以上の技術になったから…
ウクライナの問題は、今の世の中の状況の一部に過ぎない・・・ロシアのプー〇〇が行動を起こしたのだが、これはあくまでも今の世の中で進みつつある、ある方向の一端を示しただけなのではないか。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); ここ…
やっときた!攻殻機動隊 SAC_2045 シーズン2・・・2022年の5月。 www.ghostintheshell-sac2045.jp 江崎がポストヒューマン!とな・・・プリンが!どういう展開になるのか! それがあなたの目指している世界なの! タチコマは不滅だw あの少年が、こういう…
ある時系列データを使って予測している。それで機械学習を使うのだが・・・実証分析の経験があるものにとって、まず最初に疑問に思うのが、機械学習での予測というのは、計量経済学でのそれと何がどう違うのかという点だ。 mnoguti.hatenablog.com これまで…
2007年の今日、第1回の東京マラソンが開催された。あの日は確か、みぞれ交じりの冷たい雨が降っていたのではなかったか。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 今日がその日だということは、餃子ランナーさんのブログ記事で知ったのだった。…
仕事を進める上での判断をどうするか、自分で判断するか、周りに委ねるか・・・ここをどうするかでその後、その人の可能性は大きく変わる。その人の可能性が変わるということは、その組織の可能性も変わるということだ。自分は若い時にある人から、「どんな…
端緒 第1章、第2章 第3章、第4章 第5章、第6章、第7章 おわりに 端緒 機械学習とはどういうものかを端的に理解する必要があり、手に取った1冊。確かに書名の通り、「しくみと技術がこれ1冊でわかる」ある程度分かる内容だと思う。「しっかり」という点につい…
デジタルトランスフォーメーション、DXとは何か・・・某官庁のプロジェクトで昨年から今年にかけて考えた。今までの情報化やデジタル化と何が違うのかと。ハードやそれが実現するソフトウェア、サービスに注目すれば、AIであり、IoTであり、クラウドが普及し…
今の時期、本書が出版されたのはたまたまだったのか、Covid-19の感染拡大が始まってから書き始められたものなのか、あまりにもタイミングが良すぎると最初は思った。最後の謝辞を見ると、きっかけは5年前に始まっていたみたいだ。そして本格的に取り組み始め…
まさかこういう形で福岡さんの著作を読むことになるとは思わなかった*1。もう10年以上前、当時話題になった「生物と無生物のあいだ」を読んでいたのだがその時非常に興味深く読んだことは今でも覚えている。その時感じたことをまとめた記事が以下残されてい…
これからの世の中がどうなるのか・・・普通、未来を考えるのは楽しいものだが、今の時代はどうなのだろう。 // Covid-19の変異種との闘いが続く中、明るい未来に思いを馳せることは到底無理なことだろうか・・・ということはあまり考えず、どちらかといえば…
残念ながら、自分は宇沢先生本人にはお会いしたことはない。自分が大学院に通っていた頃は新潟大学に所属されていた頃と思う。その頃、耳にした先生の逸話というか伝説というか評判は以下のようなもの(真偽のほどは分からない)。 // 宇沢先生は月曜日の朝…
光秀、昨年の大河ドラマで光があたった戦国武将・・・なんて言うまでもないが、去年のドラマがなければおそらく手にすることはなかったと思う・・・この作品『光秀の定理』。 // 光秀ものは他にもいろいろ作品はあるが、その中からこの作品を選んだのは、お…
ジョブズの伝記を読んだ時から気になっていたジョブズと禅宗の関係。 mnoguti.hatenablog.com mnoguti.hatenablog.com 伝記を読んだ感想を書いたブログの記事でも、1回目は「洗練を突き詰めると簡素になる」、2回目は「すべてが一体となって機能する」と見出…
自分がまだ小学校から中学生だった頃の話だ。普段ほとんど読書をしない父親が新聞配達のお兄ちゃんにロッキード事件に関する本は何かないかと頼んでいたのを覚えている。当時、それほど関心の高い事件だったのだろう。 // 自分はといえば、それからだいぶ経…
日本経済新聞社で情報通信の記事を書くといえば、関口さんの名前がすぐに頭に浮かんできた。その関口さんが昔書いたのが、『パソコン革命の旗手たち』だ。 mnoguti.hatenablog.com上の記事にも書いているが、関口さんはネット革命についても本を書きたいと言…
自分の目標を実現する生き方、FIREを知った日からそれをどのように実現するのかということが次の探求すべき課題となる。 mnoguti.hatenablog.com そこで今まで読んだのが、以下の本。読んだものから順番に。基本的には、経済的自由を可能にするためには、収…
マクロでは経済成長はなぜ可能なのか、ある時期から成長のスピードが速くなったのはなぜか、バブル以降日本経済の成長率が上がらないのはなぜか、ミクロでは企業成長(あるいは市場での勝利)はどのように実現されるのか・・・長年の謎だった。 スケールフリ…
吾輩はミステリー好きであるが、最近はめっきりその手の本を読んでいない。まあ、日本経済の将来とか、今のデータ経済の世界を分析している本や論文を読んでいるとよっぽどミステリーだがw // 今回、読了したミステリーは、オカルトミステリーという一冊・・…
前回は、会計リテラシーの話だった。これは読みやすい内容だったけど、中身は深く、濃かった。繰り返し読んでいいと思う。どういう位置づけかというと、まずFIRE*1でこれからの生き方とそれを支える収入の多様化の必要性をしっかり認識し、次に会計リテラシ…
つい先日までは絶対読まないだろうと思っていた本が状況の変化により興味の対象、あるいは読まなければいけない本となることはあまりないことだと思うが、今はそういう状況だ。気が進まないまでも手に取って読んでみる。予備知識がついていたこともあるが、…
働き方、稼ぎ方を変えなければいけない時代、変えた方がいい時代。その時代にどう稼いでいくかというのは下記のFIREを読むことで一応分かった。日々の自分の労働だけでの稼ぎでは限界があり、昔のように勤続年数と共に給与が上がっていくわけでもなく、そう…
先に読んだ、「テクノロジーの世界経済史」は、自分にとって刺激的な内容であった。以前より不思議に思っていた経済成長への離陸がどうして可能になったのか、それが明確に語られていたからだ。 mnoguti.hatenablog.comそしてその謎について経済学はどのよう…