デジタル社会の経済分析
自分の姿を映し出す鏡・・・統計データがデジタル化の影響で色々な課題を抱えている。 その課題を検討しているいくつかの論文のリンクを紹介。 これからこれを元に、自分も理解を深めるつもり。
宇沢弘文氏の経済学の背景にあるものを解説した内容。佐々木氏の前著のある意味エッセンス版と言っていいと思う。 宇沢弘文という経済学者の生き様を考えることで、研究とは、研究者とはどうあるべきか考えさせられる。 若い人に一読をお勧めしたい。
今の世の中の閉塞感から脱出したい!多くの人がそう思っているのではないかと思います。 深井龍之介の最初の著書であるこの「歴史思考」はそんなあなたに一筋の光の道を示してくれるでしょう。それがメタ認知という物事の見方・考え方です。 本書は中高生に…
自分はゲーマーではないが、それでも1980年前後は、インベーダーゲームやパックマン、ブロック崩しとか、喫茶店のテーブルやゲームセンターで結構やったものだ。それが少し背伸びしてパチンコしだしてからは遠ざかって今に至る。最近は暇つぶしにポケモンGo…
前半でもいくつかある山場の一つを超えた。他にもいくつかあるが、自分が主体的に関わっている中では最も重いプロジェクトだった。 今年で2回目だったが、どうしたら参加者みんなが満足してくれるかという点が最大のポイントだった。100点満点とはいかないか…
情報通信の世界は変化が激しい。特に最近はその変化の激しさに拍車がかかっているようだ。それは単なる通信サービスからわれわれのビジネスや社会生活に実装されるといわれるようにデジタルサービスが単なるコミュニケーションツール以上の技術になったから…
今回、GWの移動は、4月27日から始まり、東京ー193kmー北軽井沢ー650kmー徳島ー650kmー北軽井沢ー193kmー東京に5月4日戻ってきて全行程約1700キロとなった。 今回がいつもと異なった点として、北軽井沢軽油だったことと、全行程1人でハンドルを握ったことだろ…
ウクライナの問題は、今の世の中の状況の一部に過ぎない・・・ロシアのプー〇〇が行動を起こしたのだが、これはあくまでも今の世の中で進みつつある、ある方向の一端を示しただけなのではないか。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); ここ…
ある時系列データを使って予測している。それで機械学習を使うのだが・・・実証分析の経験があるものにとって、まず最初に疑問に思うのが、機械学習での予測というのは、計量経済学でのそれと何がどう違うのかという点だ。 mnoguti.hatenablog.com これまで…
元旦の記事だから、2022年の抱負でも書くのが世の中的に期待されるところかもしれないが、自分は、昨年の振り返りから・・・これがそのまま2022年寅年5回目の抱負につながると思う。 ラン:走れるようになってきた Python:研究の延長としてより純粋にプログ…
デジタルトランスフォーメーション、DXとは何か・・・某官庁のプロジェクトで昨年から今年にかけて考えた。今までの情報化やデジタル化と何が違うのかと。ハードやそれが実現するソフトウェア、サービスに注目すれば、AIであり、IoTであり、クラウドが普及し…
まさかこういう形で福岡さんの著作を読むことになるとは思わなかった*1。もう10年以上前、当時話題になった「生物と無生物のあいだ」を読んでいたのだがその時非常に興味深く読んだことは今でも覚えている。その時感じたことをまとめた記事が以下残されてい…
残念ながら、自分は宇沢先生本人にはお会いしたことはない。自分が大学院に通っていた頃は新潟大学に所属されていた頃と思う。その頃、耳にした先生の逸話というか伝説というか評判は以下のようなもの(真偽のほどは分からない)。 // 宇沢先生は月曜日の朝…
新型コロナ感染症の見通しが立たない日々、自宅で孤独と向き合っている人が多い。そんな中、もっと映像を使ったらと思うのは自然の流れでは。映像常時共有サービスは不可能なのだろうか。
昔は(加入あるいは固定)電話で家からの声のコミュニケーション。そのうちインターネットでパソコンからメールを使ったりして文字のコミュニケーション。さらに携帯電話でいつでもどこでもコミュニケーション。最近は、映像でコミュニケーション。通信を使…
日本経済新聞社で情報通信の記事を書くといえば、関口さんの名前がすぐに頭に浮かんできた。その関口さんが昔書いたのが、『パソコン革命の旗手たち』だ。 mnoguti.hatenablog.com上の記事にも書いているが、関口さんはネット革命についても本を書きたいと言…
マクロでは経済成長はなぜ可能なのか、ある時期から成長のスピードが速くなったのはなぜか、バブル以降日本経済の成長率が上がらないのはなぜか、ミクロでは企業成長(あるいは市場での勝利)はどのように実現されるのか・・・長年の謎だった。 スケールフリ…
携帯電話がスマホにかわり、家にはパソコンが常備され、会社では1人一台以上パソコン割り当てられ、それが高速のネットワークにつながるこの時代・・・さらにセンサーが発達し、ヒト、モノ、空間あらゆるところからデータを収集し、ネットを経由し、あらゆる…
先に読んだ、「テクノロジーの世界経済史」は、自分にとって刺激的な内容であった。以前より不思議に思っていた経済成長への離陸がどうして可能になったのか、それが明確に語られていたからだ。 mnoguti.hatenablog.comそしてその謎について経済学はどのよう…
何気にYoutubeファンである。最近、よくみるのはゴルフの3284TVか鉄道&旅系のスーツさんの動画。それともしかしたら朝晩で一番みているかもしれない大阪空港のライブ動画。 // この動画、本当に24時間、一日中、大阪伊丹空港の映像を流しっぱなしだ。朝、起…
今の自分の問題意識に近い内容の本だ。自分は、広くは技術(革新)が世の中に及ぼす影響や、技術が社会に受容されていく過程(最近はもっぱら経済成長との関連)に興味があるのだが、その中でも情報通信についての興味が中心だった。 // 本書は、情報通信だ…
普段何気なく使っている技術・・・バーコードやQRコード。特にQRコード、これがあるおかげで日々の買い物がいかに楽にできるか。スマホ決済でお世話になっている人がほとんどではないだろうか。 // そのQRコードがどのように生まれ、社会に普及し、今に至る…
料金(価格)水準は市場が決める。その水準を市場の外部から強制的に変更させることは無理がある。短期的には変更することができたとしても、長期的には市場メカニズムが調整機能を果たし、あるべき水準に落ち着く・・・こう考えるのが普通だ。そして実際そ…
少しずつ読み進めている。今回は、第3章「なぜ機械化は進まなかったのか」を読み終えた。 // まさしく原著の書名の通り、産業革命前後の状況をテクノロジー・トラップ(技術革新の罠)*1の視点で解釈し、解説したものだ。 技術進歩はいろいろなことを可能に…
テクノロジーの世界史・・・第1章の産業革命前の技術の歴史、第2章の産業革命前の繁栄まで読んだ。今まで知っていたことだといえば、そうなのだが、そこに書かれていることは「なるほど」と認識を新たにすることが多い。 技術は社会を変える可能性を持つが、…
中間報告・・・・この本、分かりやすく、内容は現代における技術の社会的受容について、経済学の視点から取りまとめられており、技術が社会に受け入れられる際のポイントが書かれている。 技術は社会にどのように受け入れられていくのか? 技術の社会的受容…
ワクワクする未来にするためには、現在起きていることをしっかり理解する必要がある。そのためには過去にあった同様の事象を見直し、そこからの教訓を現代、未来に生かすことだろう。 // その過去を振り返るのに絶好の翻訳所が最近、2冊相次いで刊行された。…
これまでもちょくちょく書いているが、自分の生活のデジタル化が数年前から大きく変わって、それは自分の生活や行動が変わったというよりは、そこにiPhoneやiPadとそれに付随するガジェットやアプリが入ってきたという感じだ。 // いろいろ変わっているのだ…
約3年前にこういう記事を書いているが、これにさらに拍車がかかっている。TVの視聴時間は日々減り続けていて、代わりに、ラジオ(主にFM)、YouTube、そしてNetflixやAmazon Primeとメディアの多様化を反映した形だ。 // パソコンが計算機からブログなどの記…
トヨタ自動車と言えば、世界に冠たる、日本を代表する自動車会社。自分はトヨタ車には乗った(所有した)ことはないが、乗ったことはある(当たり前か)。 // そのトヨタ自動車の現社長の豊田章男氏の本を読んだ。主に彼の社長業の日々と社長としての決断、…