これほど急速にここまで来るとは思わなかった。ChatGPT4がすごい。使ったことない人は体験してみるといい。というより実際に体験してみないと、それがもたらす影響は分からない。体験してみることでその影響が頭の中を駆け巡る。便利になることもあるはあるだろう。生産性を大きく高め、経済成長を可能にするというのはすぐに思い浮かぶ。一方、社会的には認められないようなことが簡単に可能になったり、自分のやってきたことが廃れてしまうのではないかという恐怖も感じるのではないか。
今回、ChatGPT4を自分で有料会員になり使い始めて、そんなことを考えている。これは便利だと思うのと同時に、頭を使わなくなる可能性が頭をよぎった。ちょっとした文章なら何回かGPTとやりとりするとそれなりのものができてしまう。そうすると簡単なレポートは、誰にでも1日に何本も書けてしまうし、報告書の類も一応のまとめぐらいの内容のものはできてしまうだろう。
こういうタイミングの良さもあるのだなと思わず飛びついたが、YouTubeでそれに関係する動画がアップされていた。今月24日12時までの期間限定公開だ。これは是非見たほうがいい。
これからの我々の仕事は、多くがブルシットジョブ化し、最悪、失業してしまうことも十分ありうる。その時、やるべきことは、ブルシットジョブはさっさと辞め、ドットを打つ仕事だそうだ。ドットを打つ仕事とはどういうものか?
ブルシットジョブは、GPTができてしまうような普通の、標準的な仕事だ。ではドットとは・・・コンビニの塩辛にゆず皮や胡椒を一振りすると料亭の味にできるように、われわれの役割もそういうものがある。その役割を果たすことが、ドットを打つことだということみたいだ。だから仕事としてもそこから収入が得られるかはまた別問題なのだろう。
ドットを打つ仕事のポジションとしては、期待されていることに対し自分のしていることが直交しているようにしないといけないらしい。
この動画には、もっとさまざまなことが語られている。24日12時までの限定公開だ。ChatGPT4に関心があるひとは絶対見ておくことをおすすめする。
その他の関連動画としては、以下の2つがとりあえずあった。こちらも見るとより理解が進むのではないか。
こちらもどうぞ。
ChatGPT4は1つの技術、手段でしかない。使う方の考えでその可能性は無限に広がるし、社会を良くする方向にもその逆にも作用する。技術を巡るリテラシーが今後ますます問われることになるだろうということも頭をよぎった。