日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

Quality Economic Analyses Produces Winning Markets

実証研究入門(統計学、R言語、RStudio、Python)

実証研究に関する話題を取り上げます。

Rと統計学を学ぶ(5)・・・正規表現の復習といろいろな確率分布の理解

3ヶ月止まってしまっていたRと統計学の理解。自分の理解をよる進めるために取り組んでいるが、今回やっと再開にこぎつける。

R研究集会2023にオンライン参加して刺激を受けました

R研究集会2023が12月16日に行われた。オンライン参加したが、内容は難しく自分のこの分野に関する知識がいかに心許ないものなのかということが明らかになった。刺激を受けた貴重な体験だったので、自分の感じたことを少し書いてみた。

Rと統計学を学ぶ(4)・・・多変量データの記述(相関係数いろいろ)

Rと統計学を学ぶ、4回目。Rで楽々データ分析入門は8章で、正規表現。Rで学ぶ確率統計学は第2章。相関係数をめぐる話題色々。因果と相関の違いを見分けることの難しさとか。

Rと統計学を学ぶ(3)・・・Rでの列の加工と1変量データの扱い方(2)

Rで学ぶ確率統計学(実データ分析編)という書籍を読み、Rでプログラミングしながら確率統計学を理解していく。毎日、継続して取り組むことが課題。今回で3回目。

Rと統計学を学ぶ(2)・・・Rでの列の加工と1変量データの扱い方

Rと統計学を学ぶ・・・今回は、Rがパイプ関数と列データの扱いについて、Rで統計学が1変量データの扱いについて進める。Rで統計学でも当然Rを学ぶことになるので、繰り返しになり、自動的に写経もどきをしてるよう。

Rと統計学を学ぶ・・・パイプ関数とデータの可視化

継続することは力なり、いろいろ手を出すより1冊の教科書を読破せよということで、あっちゃこっちゃに手を出しがちな癖を矯正するため、決めた書籍の毎日の進捗をここにメモることにした。

情報Ⅰを学習した学生が入学してくる2025年度以降の授業内容をどうすべきか?

新しい学習指導要領で学んできた学生が25年度から大学に入学してくる。情報関連科目では、プログラミング、統計などの基礎を習得していることを前提に講義内容を変える必要があるので、今から考えておく。

西田典充著『Rでらくらくデータ分析入門ー効率的なデータ加工のための基礎知識ー』:ここにもあったデータの入出力と前処理の解説書・・・初心者にはこちらがお勧め

RやRStudioを使ってデータ分析をするための効率的なデータ加工について解説した書籍。日頃、Excelデータを使うことが多いビジネスパーソンを視野に入れたR言語の解説書である。内容は、①データのインポート、②データのクリーニング(前処理:分析のできるデ…

過去のデータ分析を振り返り、再分析してみる:料金政策の変更と高速道路の交通量

データ分析を実践してみるということで、9年前に行った料金政策の変更と高速道路の交通量の分析を、その後のデータを加えて、再分析する(機械学習による予測モデルの構築も視野に入れる)。今回の記事は、その最初のとっかかり部分を述べたもの。

R言語を使いこなす最初の壁・・・データの入手・入力と前処理(RユーザのためのRStudio[実践]入門)

データ分析をするとき、必ずデータの収集、入力、加工の作業を行う。それはデータがデジタル化されてからでも無くならない。むしろ、多くのデジタルデータを扱うようになり、分析前の処理は増える可能性がある。そこで入手から前処理までをしっかりマスター…

たまには趣味の読書の話題など・・・ケインズ、半導体、民主主義、データ分析

最近、書籍に関する記事がないので、最近、購入した書籍を中心に書いてみた。ジョン・メイナード・ケインズ、半導体戦争、民主主義の経済学、ExcelとRではじめる やさしい経済データ分析入門の4冊。 読みかけの本はいろいろあるが、これらの本は最初から最後…

デジタルの時代に自分の姿を映し出す鏡・・・データの役割は変わらないがそこにある課題は大きい

自分の姿を映し出す鏡・・・統計データがデジタル化の影響で色々な課題を抱えている。 その課題を検討しているいくつかの論文のリンクを紹介。 これからこれを元に、自分も理解を深めるつもり。

杉山将・他訳「統計的学習の基礎 ―データマイニング・推論・予測」:百科事典的な機械学習に必要な統計学のいろいろがまとめられている・・・研究者必携の書

今回、機械学習については、いろいろ勉強したけど、こういう本があるのは知らなかった。文献調査ができていなかった・・・ということになろうか。世の中、想像より機械学習はいろいろと応用が進んでいるみたいだ。 統計的学習の基礎・・・必要なところを必要…

機械学習と計量分析の間:機械学習は経済学の実証分析のツールの一つ・・・なのか?

ある時系列データを使って予測している。それで機械学習を使うのだが・・・実証分析の経験があるものにとって、まず最初に疑問に思うのが、機械学習での予測というのは、計量経済学でのそれと何がどう違うのかという点だ。 mnoguti.hatenablog.com これまで…

山口達輝 ・松田洋之(著)『図解即戦力 機械学習&ディープラーニングのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書』:機械学習の理解の最初の一歩に

端緒 第1章、第2章 第3章、第4章 第5章、第6章、第7章 おわりに 端緒 機械学習とはどういうものかを端的に理解する必要があり、手に取った1冊。確かに書名の通り、「しくみと技術がこれ1冊でわかる」ある程度分かる内容だと思う。「しっかり」という点につい…

Pythonの習得の再開と現状・・・どこまで進んだか?・・・Hallo world! Hallo Python!

AIを使うばかりでなく、自分で作って利用する時代になった。10年前にここまでになるなんてこと、考えてもいなかった。RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)といって業務の自動化も可能になった。そうなってくると自分でも何かしたくなろうという…

2021年を振り返ると2022年の抱負になる・・・か?:ラン、Python、Mac、健康・生活習慣

元旦の記事だから、2022年の抱負でも書くのが世の中的に期待されるところかもしれないが、自分は、昨年の振り返りから・・・これがそのまま2022年寅年5回目の抱負につながると思う。 ラン:走れるようになってきた Python:研究の延長としてより純粋にプログ…

観察手段としての分類学(整理学)と状況を説明するための分析ツール

調査、研究、コンサルなどの商売は、クライアントの問題意識を理解するために同じ目線で対象を見て、考えることが必要だが、それだけではクライアントと同レベルの思考しかできない。それでは商売にならないので、プラスαを付け加える必要がある。そのために…

メモ:ゲーム、ブロックチェーン、Python、R、そしてAI・・・将来の事業を遠目に見ながら妄想を!

ちょっとちょっとということで、これからを考えるのに、もうモノづくりの時代、社会ではないということで、じゃあ、どういう社会を志向するのかなんてことを考えている。 // そこで先日とあるところでそのキーワードを聞いた。それはゲーム。そう、パックマ…

先週末の学会にオンラインで参加:これからの形のプロトタイプになるか

COVID-19の影響で、学者の研究発表の場である年次大会がオンラインで開催される状況になっている。 オンラインで大会を開催することのメリットデメリットを自分なりにまとめてみた。 COVID-19後も、通常の対面での大会において、オンラインでの参加の道も残…

デジタル経済と経済成長を考えるための書籍3冊:知識の経済学は、知識・データの貢献をどこまで説明できるのか?

古くは情報化社会とか情報社会とか情報経済とか、最近は経済成長の切り札として、データ駆動社会とか、AI・ビッグデータ・IoT、データ経済とか、AI経済とか言われている。 // その情報やデータ、AI、ビッグデータやIoTがどのように経済成長に寄与するのかを…

ノマドワーカー、テレワーク、大阪出張、行き帰りはPythonの勉強かな?

本日は、これから大阪出張・・・大阪城の近くに行きます。暑いということなので熱中症に要注意(わがふるさとの大磯の近く、湘南平が見える・・・日差しが出ている。寒いのは東京以北なのだろうか。)。 // 今、新幹線の中でこのブログ書いてますが、便利な…

宮川努著「生産性とは何かー日本経済の活力を問いなおすー」:働き方改革は必須です

バブル崩壊以降、20年以上に渡り低成長にあえぐ日本経済(最近はバブルっぽいけど)・・・その日本経済に再成長とそのための活力と取り戻すための一つの見方を提示したのが本書だ。そのキーワードが、「生産性」ということで、生産性を中心に日本経済を多面…

2018年の振り返り:何冊の本を読んだのか?(前半)

2018年にこのブログで取り上げた本、その中で読み終えた本があったかを振り返ってみよう。予想としては、読了した本は少ないのではないかと思う。 まず最初に取り上げたのはこの本でした。 mnoguti.hatenablog.com Rのマスターとベイズ統計の理解を同時にや…

エクセル小技:VLOOKUPの使い方を今更ながら理解するw

エクセルでデータを加工するときいろいろな関数をしていると便利だ。作業効率が大きく向上する。でもそれはある程度大きなデータを加工するときで、自分らが計量分析する際のデータは高々数十から多くて数百のレベルなので、多くは力技でこなしていた。 若い…

変化を感じづらい時代だからこそ数字が大切

株価の乱高下が激しい。米国の金利政策の影響が為替レートに影響し、それが・・・というところが主なものなようだが、こうなってくると実体経済として、景気はいいのか悪いのか、なかなか分かりづらいというのが市井の人々の感覚ではないだろうか。少しバブ…

奥村、牧山、瓜生著『Rで楽しむベイズ統計入門』技術評論社、2018年

Googleの検索とかビッグデータとか数年前に注目されて、その肝はベイズだよとかMCMCというキーワードが出てきたりとかで、シグナル&ノイズ*1でビッグデータのすごさを知ったり、それがトランプさんの当選であれ?ってなったりとか、それでもビッグデータの…

美しくかつ簡潔な文章を書く難しさ:学生の頃の悪癖に未だに苦しめられる

大学時代、学部生、院生の9年間、何本のレポートや論文を出しただろうか。それは就職してからも続くのだが、いつも書くことについて自己嫌悪に陥る。このブログでもそうだが、自分の文章は冗長で読みづらいのだ(と自分では思っている)。 学生時代の悪癖 な…

永野裕之著、岡田謙介監修「統計学のための数学教室」:この本、面白いです

統計学のための数学教室 作者: 永野裕之,岡田謙介,きたみりゅうじ 出版社/メーカー: ダイヤモンド社 発売日: 2015/09/11 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る どこで気づいたか、知ったか忘れたが、自宅の居間に結構積ん読になって…

R言語:系列相関の除去・・・FGLSでの推定

さて、回帰分析(lm)を実行して、ダービンワトソン検定を行ったら見事に系列相関ありという結果となったところまでが前回まで。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); まず系列相関があると何がまずいのかだが・・・一致性は担保されるが、有…