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始まりはJ-WAVEのイノベーションワールドという番組でパーソナリティの川田十夢氏が「よくできている。面白かった。」と話しているのを聞いたのがきっかけだった。
十夢さんの話を聞いて、西郷どんが冴羽獠?・・・イメージ湧かないなあと思った。だから十夢さんは「面白かった、よくできている」と言ってはいたがあまり見る気にならなかったのだった。
その後、しばらく忘れていたが、今回のGW、北軽井沢の夜、TVがほとんど映らない我が家で何か見るものはないかとYouTubeを見ていて、ふと十夢氏の言葉を思い出したのだった。
NETFLIXには以前から加入しているし、楽天モバイルの高速データ無制限プラン*1に入っているので通信料を気にせずみられるし、他に見るものもないということで、食事をしながら見始めたら一気に最後まで見てしまった。
ストーリーは最初の最初、冴羽獠と槇村香がコンビになるところまでを描いたもの。アニメではこのコンビ前のところは分からない*2が、他のストーリーは再放送で観ていたし、劇場版の新宿プライベートアイズをNETFLIXで観ていたので作りはなんとなく想像できた。
結論から言うと、主演の鈴木亮平氏の冴羽獠は違和感なかった・・・というより流石って感じの役作り。相棒になる、森田望智が演じる槇村香もいい感じだ。あの巨大ハンマーにはやられたって感じ。木村文乃の野上冴子もハマっている。配役は漫画やアニメ版のイメージを壊さないようなキャストだと思った。そしてストーリー、ドラマの作りもいい。ハンマーを実写版で再現したのがこの作品の良さを表しているw
映像の作りは、最初のつかみで新宿の街の俯瞰から始まるところは、神山攻殻機動隊に似ているという印象(その他にもそこここに攻殻を思い出させるシーンがあった印象。見れば見るほど似ていると思った)。アクションシーンは、映画のMatrix(こちらも戦闘シーンなどはそのままではないかと思ったりw)。短いカット割りとスローの組み合わせで作る映像で迫力も十分伝わりよかった。そんな中にコミカルシーンが挟まれていて、漫画やアニメのシティハンターの面白さ、そのままだった。歌舞伎町の街(トー横界隈とかね)もいい感じで描かれていた。
これは続編が作られるんだよね・・・w
新宿プライベートアイズの時は意識してなかったけど、シティハンター=新宿なんだ。
去年、劇場版アニメの新作も公開されたばかり。こっちはまだみてない。
改めて漫画のシティハンターを読み直してみようかと思ったり。
このシティハンターの他にNETFLIXからは攻殻機動隊SAC 2045、三体、深夜食堂などなど、そしてAmazon Primeの沈黙の艦隊、次元大介とか、最近の注目作品が出ている。ネット配信企業からだ。コンテンツを提供するプラットフォームとして日本のTV局は大丈夫だろうかと気になるのは自分だけだろうか。最近のTV番組といえば、以前からのドラマ枠(月九とか)を除くと、グルメ系、お笑い系、アニメ、スポーツがほとんどではないか。要するに金がかからないコンテンツではないか?企画としてじっくり練られた見応えのある番組がなくなってきているような気がする。
これからのデジタル化に映像をどう活かすかが問われようとしている時にTV放送業界が社会のデジタル化の脚を引っ張ることのないことを祈るばかり。