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火曜日の夕方、一仕事終えてくつろぐ場所は渋谷に来るようになってからは道玄坂あたりが多い。仕事場から近いからだが、今回は久しぶりに新宿に行くことにした。新宿といえば西口の思い出横丁、思い出横丁といえば自分はささもとだ。
前回訪れたのは3月下旬だった。コロナ禍が過ぎて1年、やっとコロナ前の思い出横丁に戻っていたのだった。
そして今回・・・ちょっと早いかなと思ったが、4時過ぎに着席。着席の場所は炭焼きの台の前、タレの壺があるとことだ、自分としては特等席だ。着席後、焼き手の若者の頃合いを見計らって、「焼酎」とお願いする。しばらくすると定番の受け皿とコップがセットされる。そこにキンキンに冷えたキンミヤが受け皿に溢れるように注がれる。梅割りの梅は涙の雫・・・一滴だ。今回の一滴は上手だった。これができるバイト君たちはなかなかいない(まあ、最近はそういう一滴を希望する客も少ないのだが・・・)。
キンミヤが注がれるといよいよモツ煮込みから始まる。最初はいろいろ混ぜて3本お願いする。今回は手前から寄せ刺し、いろいろなモツが刺さっている。これが美味しい。真ん中がどちらかというと浅煮えのシロ、この浅煮えがモツの味が味わえて美味しいのだ。そして奥が、フワ。これも独特の美味しさがある。
煮込みのスープを飲み干し、次は刺しだ。刺しといっても本当に生なのは赤みだけ。あとはボイルしたものだ。今回、頼んだのは、左から赤み、ガツ、センマイの3本。最初に頼むのはセンマイだ。キンキンに冷えているのでその冷えているところを一口でパクりといただく。センマイのシャキシャキとした歯応えば美味しい。次はガツ。これも噛みごたえがある。歯応えが美味しい一品。最後が赤身。赤身は脂身のところが温まって少し溶けるぐらいになったところがいい。肉の甘みが感じられる。
刺しが終わると、くし焼きを食べる順番だ。この日は財布が寂しかったので、源泉よりすぐりの美味しいところをいただいた。最初は、好物のナンコツを塩で、珍しく2本頼んだ。本当はこのあと、タレ味で2本お願いするつもりだったが、忘れてしまった。ナンコツは塩とタレの両方を必ず味わいたい。
続いてはタタキを塩味で焼いてもらう。これも2本ぐらい食べたいが、骨を叩くので少々手間がかかるため本数が限られるということで1本だけ。塩、醤油、タレ、自分の好みでどの味でもそれなりに美味しい。自分は基本は塩。場合によっては素焼きや煮込みで食べる時もある。
4本目はシロ。これもほぼ毎回頼む一品だ。歯応えが独特で、かつ、タレ味と合う。テッポウもいいが、シロを頼むことが多い。
周りのお客さんとちょこちょこ話しながら食べるのだが、その際話に出たオクラ。最近は食べることがめっきり減っていたこともあり、この日は頼んでみた。今は煮込み焼きにされることが多いが、自分は直焼き派、今回も直焼きでお願いした。美味しい。
野菜が続く。野菜をもう少し食べたいということで、これも珍しくピーマン生をお願いする。それをネギ醤油で食べる。これが美味しいんだよ。キンキンに冷えたピーマンにネギ醤油で味付け。シャキッとした歯応えと、ネギ醤油の風味がよく合う。
この日最後のもつ焼きは、レバーのネギ醤油にした。前からのネギ醤油繋がりになったが、これも久しぶりに頼んだような気がする。レバーはいろいろあって、今は生食は禁止されているが、やはりレバー刺しが断然美味しいと思う。それに近い感覚で食べられるのがレバ焼きネギ醤油。レバーの独特の歯応えと甘みのある味・・・そこにネギ醤油の風味・・・美味しいことこの上なし。
最後は、ネギ煮込み入りのネギスープ。ネギ煮込みはクタクタに柔らかくなるまで煮込んであるのが好きだが、今回はそこまではクタクタになっていなかったかな。昔は、誰が頼んだか分からなくなってクタクタに煮込まれたネギをよく食べたものだ。
そしてネギスープ。最後に必ずいただく。これを飲まないと帰れない。飲み過ぎるのは血圧とかに良くないが、やはりじっくりゆっくり飲みたいものだ。この最後のネギスープを飲んでいる時に、この日食べたものを思い出し、満足したことを確認して、ささもとでの短くも美味しいひと時は終了となる。
今回も美味しくいただいた。
ごちそうさまでした。
自宅でモツ鍋を作りたい時もあるw
モツはやはり牛もつか?
味は味噌味