お久しぶりです・・・新宿西口は思い出横丁。目指すは当然、ささもとさんです。看板にもしっかり出ています。
週末の夜、6時ぐらいだったか、一人ぶらりとささもとさんへ。
今宵も数々の美味しいモツ焼きや煮込み、刺身に巡り合いに来ました。
いつもの裸電球。昭和が残ってます・・・とは言いながら自分が初めて来たのは昭和63年ぐらいだったと記憶の彼方。自分が知る前の昔より変わらず裸電球が照らし出します・・・美味しいモツ焼きを。
始まりは、焼酎キンミヤ。梅シロップは一滴・・・儀式のようです。入れても入れなくても味は変わらないけど、一滴入れてもらわないと気が済まない。そんな存在の梅シロップ。この夜もそうでした・・・一滴。
煮込みの鍋。ここにいろいろなモツの串が煮込みとして入っています。適当に美味しそうなところを取ってもらうのですが、自分の好みを言えば、要望に応えてくれることもあります。
この日は浅めでお願いしたところ、ちょうど煮込み具合が浅い串がなかったので適当に取ってもらいました。右から寄せ刺し、シロ、フワとなります。寄せ刺しは焼いてもらっても美味しいですが、この日はそのまま食べました。いろいろな味がします。
そしてあとで頼んだのがこのフエという喉の骨の部分・・・軟骨の部分ですね。これ、よく煮込まないと硬くて食べられません。この時もまだちょっと固かったけど、硬めが好きなのでお願いしました。歯ごたえがあって美味しかったです。
次は、刺しです。刺しとは行っても本当の生は写真上に写っている赤身のみ。あとはボイルしてあります。右がテッポー、左がセンマイ刺しになります。センマイ刺しは一口でパクッと食べてネギとセンマイの歯ごたえと味を頼みしたいです。
こちらは上がコブクロ、下、右がコブヒモ、左がガツ刺しになります。どれもそれぞれ歯ごたえ、味が異なり美味しいです。コブヒモはレアメニューですね。
煮込み、刺身ときたら、最後の仕上げで焼き物をいただきます。炭火の強火で一気に焼き上げるので美味しいです。
今回、まずはチレから・・・脾臓ですね。少し脂身が付いていてそれが美味しい。慣れると病み付きになる味です。
ナンコツ・・・定番ですね。歯ごたえと味と、新鮮な時はこれをタレの軽焼きで食べるのが美味しいのです・・・ということでこの時はそのように新鮮に見えたのでたれ味でいただきました。当然、美味しかったです。
タタキ。これもささもとの名物。昔は一人一本でしたが、今はどうなんでしょう。今、具体的にあれくれ、これくれっていうお客さんも少ないのかな。この日は全般的に美味しいモツでした。長年通っているとやはり日によって肉の美味さが違うことを感じます。今回は美味しく感じました。
タン味噌。これも定番の味。豚さんのタンです。歯ごたえですね。
カシラ。ほほ肉です。これも美味しい。脂身が多いときは味噌味で食べるのがおすすめです。
テッポー。直腸だったかな。肉厚で歯ごたえがあって醤油でこんがり焼きあげるのがいいです。香ばしくいただけます。
珍しくみょうが巻。みょうがを豚バラで巻いて焼きます。味噌味。これは大人の味です。病み付きになるw
そして珍しい生フワ。フニャッとした触感ですが、これが何とも言えません。煮込みのフワと同じですが、あちらはボイルしてあるのですが、こちらは生です。触感が全然違います。
仕上げの黒ビール。これを飲まないと最後〆られません。
そしてデザートがわりに生ピーマンのねぎ醤油。これがしゃきしゃきとした歯ごたえでねぎ醤油の味とピーマンの味が重なり合い美味しくいただけます。
最後、ネギスープ+ネギ煮込みをいただきました。ネギはもっととろとろにしても美味しです。浅煮えでもいいのですが、その時々で煮込み加減はお好みでって感じ。
今回も堪能させていただきました。
自分は1時間と少々ぐらいでお店を後にしたのですが、8時以降はここは海外からの観光客であふれます。全く違ったお店に変わる・・・といったら言い過ぎかな。
ごちそうさまでした。