この日は用事が済んだのが9時過ぎ・・・渋谷の南口の方だった。終わって解放された後、頭をよぎったのは、森本さんの焼鳥。食べたい!ということでラストオーダーの時間に間に合うかどうかぐらいの時間だったが、気付いたら足は向かっていた。
提灯の明かりはついていた・・・暖簾も出ていた・・・引き戸が自動ドア?、あれっと思ったが、入ってみる。右側にどうぞと案内される。やった!間に合った!!
この時間になると店内も所々に空き席がある。そしてそこが埋まることはない。自分が入ってから何人か入ってきたが、満席になることはなかった。そしてそれまで飲んでいたお客さんたちが帰っていく、雰囲気はもうそろそろ閉店という感じ。間に合って良かったと思った途端、お腹が鳴ったw
まずはレモンサワー。体がからは水けが抜けていたので、一口一口が美味しい。しかし、一気に飲んでしまうわけにはいかない。焼鳥が出てくるまでちょっと時間がかかるから・・・焼鳥が出てくるのを待ちながらちびりちびりと飲んでいく。
待つことしばし・・・最初に出てきたのは、つくね。森本さんの1番の名物だ。お土産にする人もいる。昔は自分もお土産で持って行ったことがあった。さっぱりして、美味しいつくね。
次は珍しく合鴨焼きを頼んでみた。合鴨の独特の風味がいい。大きめの肉と椎茸、ししとう、ネギなどを一緒に食べる。合鴨の味と椎茸などの味が口の中で渾然一体となり、美味しさ倍増。
そして血肝、レバーだ。大振りのまま焼いてくれるので食べ応えがある。タレ味で食べさせてくれるがこのタレの味がまたいい。レモンサワーが進む味だ。
お客が少なくなっているので、出てくると続けて出てくる感じ。皮とボンジリが相次いで登場。
奥が皮焼き、手前がボンジリ。ボンジリは少し骨っぽいんがそれがいい。ちょっと脂っこい部分だが、それが何とも言えない部位だ。必ず頼みたい1本。
皮焼きはこれも定番中の定番だろう。パリッと感と皮独特甘味がいい。パクッと一気に食べると皮の美味しさを一気に味わえる。
そして最後がナンコツ。ヤゲンの部分だ。これもナンコツのコリコリ感と正肉のしっとり感がなんとも言えない。あっという間に食べてしまう。
閉店間際ということもあり、お客さんが少なく、頼んだものが比較的短時間で出てきたのでパッと飲んで、パパッと食べてお店を後にした。
いつもと同じ美味しさ、雰囲気、渋谷にきたらなるべくよりたいお店です。
ごちそうさまでした。