日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

Quality Economic Analyses Produces Winning Markets

着実に進む自動運転への道:オートマチックで左足の解放からアクティブ・クルーズ・コントロールで右足の解放へ

今回、GWの移動は、4月27日から始まり、東京ー193kmー北軽井沢ー650kmー徳島ー650kmー北軽井沢ー193kmー東京に5月4日戻ってきて全行程約1700キロとなった。

今回がいつもと異なった点として、北軽井沢軽油だったことと、全行程1人でハンドルを握ったことだろうか。昔から徳島からの帰りは100km程度は運転を代わってもらうのだが、今回は全行程1人でハンドルを握った。それを可能にしたのは、アクティブ・クルーズ・コントロール機能(ACC機能)を積極的に使ったからだ。

Thank you again for your help in traveling a long distance of over 1,600 kilometers!

今回も1600キロを上回る長距離移動でおせわになりました

今回、一般道では使わなかったが、高速道路上では9割以上でACC機能をオンにしていたと思う。高速上で使わないのはICやJCTでの合流、追い越しなど車線変更時、料金所、そして渋滞時*1ぐらいだ。その他、通常の走行中はACC機能で車を走らせていた。だから右足をほとんど使わずに東京徳島を往復したことになる。
ACC機能、使い始めたのは、下記の記事の通り、昨年の2月からだった。その後、使い慣れるにつれ、高速道路で使う割合が増え、現在では高速上での利用がほとんどになった。

mnoguti.hatenablog.com

今回、高速道路上ではほとんどACC機能をオンにして走ったわけだが、気づけばこれで右足がブレーキペタルとアクセルペタルから解放されることになり、また身体や神経への負担が減った。

渋滞がほとんどなかった北軽井沢から徳島への最初のドライブでは本当に疲労感がなかった。一方、徳島から北軽井沢の帰りのドライブはかなり渋滞に巻き込まれたこともあり、脳みその疲れが半端なかった。それでも一人でハンドルをにぎって帰ってこられたのは、ACC機能で負担が減っていたからだろうと思う。


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ACC機能を使うのためには、このハンドル左のいくつかのスイッチを操作することになるが、これも最高速度と車間距離の設定をしてしまえば、あとは基本的に何もしない。ハンドルを握るだけだ。右足は運転という行為からほぼ解放されてしまった。運転という行為で残ったのはハンドル操作だけになった。

今回、ほとんどACC機能をオンにして長距離を移動したことで、自動運転のレベルが確実に上がって、我々もその恩恵を受けるようになってきていることを改めて強く感じることになった。

Active cruise control operation here.

アクティブクルーズコントロールの操作はここで

ACC機能の信頼性がさらに向上すれば、本当にリラックスして運転することができ、さらに疲労感は少なくなるだろう。それも近い将来にそうなっているのだろうなと今回長距離ドライブをしながら感じた。

一方、運転が好きなドライバーとしては正直、複雑な気持ちだ。ACC機能をオンにしておけば、ハンドル操作だけでほぼ運転しなくて済む・・・ACC機能をオフにしていればこれまで通りなわけだが、ヒトというものは易きに流れるので、運転好きでもACC機能をフルに使うようになり、運転しなくなるだろうと思う。

運転が好きなのにその運転のウエイトが下がるって運転好きにとってどうなのだろうか。

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*1:渋滞時は、使えるが、完全に停止するとアクセルを軽く踏んだり、細かい操作が必要になるのとやはり正常に動作してくれるか気を遣うので疲れる。