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高速道路でアクティブ・クルーズ・コントロールを使ってみた

今回の北軽井沢行では、ビーエムくんのアクティブ・クルーズ・コントロール(ACC)を使ってみることが一つの目的だった。

 

最初、木曜日の深夜、関越道から上信越道、そして北軽井沢での一般道で恐る恐る試してみて、使い方をマスター(というほどのことでもないが)して、 帰りに備えた。

ACCが起動ている時は、アクセルペダルもブレーキペダルも踏まないのはもちろんなのだが、それだからこそ、ドライビングの体感が通常と異なり、気持ち悪い感じがする。どう言うことかというと、特に前に車がいる時、その車との距離は自動的に調整されるわけだが、前の車の速度が自然に落ちるとこちらも速度を落とす、場合によってはブレーキランプがついていないのにこちらは明らかにブレーキランプがついている時がある。自分はブレーキペタル踏んでない・・・と言うところで感覚のミスマッチというか妙な感じだった。後ろの車のドライバーはどう感じているのだろうか。

BMW X1 ACC

愛車のビーエムくん:今回、ACCを本格的に使ってみた

あと、上り坂は、前に車がいなければ自動的に上限速度を維持してくれるので、これは自然渋滞の発生防止には効果的かなとか・・・これはいい面ね。

他にも気づいた点はあったかもしれないが、一応の結論としては、ある程度慣れが必要だと思うが、高速道路でも一般道でも使える機能だろう。渋滞中での使用はまだ試していないけど、通常走行では十分使えて運転をある程度楽にしてくれる。


【BMW】BMW360°SAFETY GUIDE アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)

この部分がACCの操作ボタン各種だ。右上がACCの開始ボタン、その下「+-」が上限速度の設定・調整ボタン、その左が再開するためのボタン、その上下が車間距離を設定するボタンとなる。

操作ボタン

これが操作ボタン

そして起動中のパネル表示。真ん中のオレンジ色の表示がACCが起動中であることを示している。速度メーターは100キロちょうどを示しているが、これがこの時の上限速度。

 

よくみると、速度メーターの100キロの針の先に緑の光がついているのが分かる。起動中はこれが緑になっているが、オレンジになるとACC機能停止中を示す。再開する場合は、上の写真の「RES/CNCL」を押す。

速度メーター等表示パネル

ACC起動中のパネルの表示

感想は、細かいアクセルペダルの操作をしなくて済むので楽は楽。今回は藤岡ICから首都高の一ツ橋出口まで使ってみた。まだ慣れていない部分もあるので、アクセルやブレーキを踏んでしまう時があったが、ほぼペダル操作はなかった。

 

今回、要注意だなと思ったのは、まず料金所。どうだろうと思いACCをオンのまま前の車についてゲートに入ったが、前の車がゲート出た瞬間、加速して車間が空いたのでこちらも、速度を上げるが、前のゲートが上がるタイミングより早かったので危うく引っ掛けるところだった。それからジャンクションでの分岐もやはりドライバー間の暗黙の気遣いがあるので、そういう微妙な操作はACCは対応していない。これらの場面ではオフにしておいた方がいいだろう。

ドライビングパネル

今回のドライビング情報

今回のドライビング情報は上の写真の通り。199キロ走っているが、その内、高速は100キロぐらい。標高1300メートルから藤岡ぐらいまでは下り坂基調の一般道、それ以降は関越と首都高となるので、燃費がリッター24キロは普通だ。ACCを使うと燃費も良くなるというが自分の場合はどうなのだろう。この辺りはもう少し試してみないと分からないと言うのが正直のところ。

クルマとヒコーキで学ぶ   制御工学の基礎

クルマとヒコーキで学ぶ 制御工学の基礎

 

今回、初めて試してみたが、徳島までの長距離ドライブで試してみたいと思った。600キロを超える長距離だとACCの威力がより明らかになるのではないかと思う。とりあえずはGWの徳島行が考えられるが、COVID-19次第なのでどうなることやら。

 

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