日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

Quality Economic Analyses Produces Winning Markets

趣味の読書

オペラ魔笛:びっくりのアレンジ、演出でした@@!

魔笛と言えば、モーツァルトの代表作の一つだ。 以前、フィガロの結婚は見たのだが、今回は念願の魔笛。 mnoguti.hatenablog.com今回の魔笛はドイツのベルリン・コーミッシェ・オパーという歌劇場を招いてのものだ。 この歌劇場のオペラは、評価も高いらしい…

A.マカフィー、E.ブリニュルフソン「プラットフォームの経済学:機械は人と企業の未来をどう変える?」(日経BP社)

今の情報通信技術がもたらす経済社会への影響を包括的に捉えた本はほとんどない。その中で本書は今我々の身近で起こっている変化の背景にある技術の影響を、機械とプラットフォームとクラウド*1という3つの視点から解説している。 プラットフォームの経済学 …

深夜食堂にはまるw:近くにあるなぁ〜と思うww

Amazon Primeで観る作品と言えば、最初は吉田類さんの酒場放浪記*1、次が太田和彦さんの日本百名居酒屋*2をよく見ていた。そして最近、ハマっているのが、深夜食堂。最初はこの作品の面白さが分からなかったが、なんとなく見ているうちに、どこかの飲み屋に…

今読んでます・・・がんと闘った科学者の記録:いろいろと考えます

まだ読んでいる途中。 アダム・スミスの道徳感情論を一度横において、こちらを読んでいる。 がんと闘った科学者の記録 (文春文庫) 作者: 戸塚洋二,立花隆 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2011/06/10 メディア: 文庫 クリック: 1回 この商品を含むブログ…

実写版攻殻機動隊・・・ゴースト・イン・ザ・シェルをやっと見た

攻殻機動隊、マトリクスを合わせて割ったような感じを受けた・・・実写版攻殻機動隊、ゴースト・イン・ザ・シェル。今回、Amazonプライムで無料で見られるようになったので早速見させてもらった最初の印象。 当然と言えば当然なのかもしれないが、第一印象は…

忙しい時期だからこそ本を読まねば

ちょっと備忘録として・・・ 自分は本の積読マニアとは言いたくないが、ある意味不良資産化した本が山と積まれている。それでも本を買い続ける・・・これはやはり半分、病気のようなものと思っているが、それでは不良資産化してしまった書籍がかわいそうなの…

奥村、牧山、瓜生著『Rで楽しむベイズ統計入門』技術評論社、2018年

Googleの検索とかビッグデータとか数年前に注目されて、その肝はベイズだよとかMCMCというキーワードが出てきたりとかで、シグナル&ノイズ*1でビッグデータのすごさを知ったり、それがトランプさんの当選であれ?ってなったりとか、それでもビッグデータの…

これからの計量分析は因果を問う:EBPM(証拠に基づく政策立案)の重要性

自分の理解では、計量経済学は経済学と統計学の応用で、その中で因果関係の部分は経済学で考えられていたため、計量分析ではその部分は所与として分析することが普通だった。しかし、理論上の因果関係がそのまま実証のデータの関係として成立するかはまた別…

Amazonのサイバーマンデイにハマる

年末恒例大売り出し!と行ったところか、月曜日にAmazonのサイバーマンデーが終わった。今までは気にしなかったが、今年はこのセールに触発され、結構買い物をした。 今回購入したものは以下で紹介するが、実はサイバーマンデーならではの割引対象となってい…

えっ?走っている時に椎名林檎?ありでしょうか?

椎名林檎・・・存在は知っていたけど、自分で聴くようになるとは思わなかった。 きっかけは宇多田ヒカルのこの歌で共演したこと。 宇多田ヒカル - 二時間だけのバカンス featuring 椎名林檎 「おとぎ話なんて・・・」と歌いだすときの声の感じが妙に頭に残っ…

湯谷昇羊著「『できません』と云うなーオムロン創業者 立石一真」:技術経営者とは斯くあるべき

今回、とある件でオムロンさんにお世話になるので、新ためてオムロンという企業を勉強するために読んでみた。創業者立石氏の生涯を描いた一冊だ。 オムロン・・・この社名、聞いたことはあるが、何を売っている企業なのか咄嗟には思い浮かばなかった。そこで…

スミス「道徳感情論」、ハイエク「隷従への道」、今読んでみたい本

今、静かに、じっくりと読んでみたい本。まず初めは、道徳感情論。 道徳感情論 (日経BPクラシックス) 作者: アダム・スミス,村井章子,北川知子 出版社/メーカー: 日経BP社 発売日: 2014/04/18 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (5件) を見る 経済学を…

中田敦著「GE 巨人の復活-シリコンバレー式「デジタル製造業」への挑戦-」:あの巨大なGEが変身していく過程

久しぶりに一冊を読了した。購入したのが6月の半ば、読み終えたのが7月28日で1ヶ月半もかかってしまった。最近の自分の頭の不調具合がよく分かるというものだ。 本書はアメリカの巨大企業GEが製造業として新たにデジタルを身にまといデジタル製造業として生…

吉田拓郎トリビュートアルバム「今日までそして明日からも」:古希を迎えた拓郎に送る1枚

拓郎が古希だってw 84年暮れの武道館でのラストが「人間なんて」だったのは感動もんだった。そして85年のつま恋の朝までやるぞがつい昨日のように思い出される。 一曲目は、「悲しいのは」で始まり、最後が「明日に向かって走れ」だったか・・・経ってしまえ…

宇多田ヒカル「Fantôme」:今頃だが、買ってみた。やはり違う宇多田ワールド

朝ドラの主題歌であり、復帰最初の歌であり、それらが入ったCDである本作品・・・気にはなっていたが、なかなか買わなかったのだが、この度、めでたく入手した・・・って普通に買っただけだけどw Fantôme アーティスト: 宇多田ヒカル 出版社/メーカー: Unive…

アカウント盗まれる!!

Amazonからの購入通知メールで気づいた・・・12日、月曜日の11時午前0時ごろ、購入したことになっている。その時刻といえば、研究所で社内報告会に参加していた時で、起きてはいたけど、Amazonでポチりとはしていない。どう考えても購入していない。配送先住…

三村仁司著「一流はなぜ『シューズ』にこだわるのか」(青春新書、2016年)

久しぶりに一冊読了。 長らくアシックス社でアスリートのシューズ作りに携わってきた三村さんの著。シューズ作りの苦労と喜びについて、具体的なこれまでの経験を通して語っている。 多くの一流選手にシューズを提供してきた人だから書けるシューズ作りにか…

最近、本をめっきり読まなくなった

実は最近何冊か本を購入した。 久しぶりにちょっとした購入だ・・・昔はよく5、6冊のまとめ買いはよくやったものだが、最近は本自体を購入しなくなった。 一時期、Amazon Kindleで購入すると結構ポイントくれたりやすかったりで購入していた時期もあったが、…

BILLY BAT 20:遂に完結・・・しかしなぜ終わり急いだのか?

BILLY BAT(20)<完> (モーニング KC) 作者: 浦沢直樹,長崎尚志 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2016/09/23 メディア: コミック この商品を含むブログ (7件) を見る あっけない最終巻だった。 19巻を読んだ時には、これは再度ストーリーが大きく動くのか・・…

福本伸行著『天-天和通りの快男児- 新装版』:アカギの原点はここか

アカギの原点を知ることができるかと思い、読み始めた。最初は麻雀を軸にして色々な人間模様を描いていく、どちらかというと軽い感じの漫画だったが、途中から本格的な麻雀勝負を描く漫画に変貌したって感じか。 麻雀の東西対決で出てくる登場人物とそこで描…

Dr.フィリップ・マフェトン著:革命的エアロビックトレーニング「マフェトン理論」強くなる!

やっと読み終わりました。毎日少しずつ読んでいたので思いの外、時間がかかった。 書いてあることは心拍数を中心としたエアロビックトレーニングの考え方とその方法。それから食事や栄養、あるいはスポーツ障害やそれに対する治療の考え方などが書かれている…

山田胡瓜著『AIの遺電子』第2巻:無事出ましたね^^/

AIの遺電子、第2巻出ましたねえ。 漫画のタッチはあいかわらずでソフトな感じ。ストーリーは、前巻に比べるとヒューマノイドの話題が多かったかなという印象。リサくんの出番が少ないのがちょっと残念。ドクタースドウの個性は相変わらず・・・一見クールで…

今晩から夏休み第一弾の3連休

// 明日からの3連休は北軽井沢。 今回は走りません。 天気もあまりよろしくなさそうなのでのんびりしてきます。 昨晩の課題図書4冊の前に読みたい本がありました。 これ・・・持っていこうと思います。 シグナル&ノイズ 天才データアナリストの「予測学」 作…

最近注目の4冊:この夏の課題図書は決まった!

気がつけばすでに7月も半ば・・・多くの人は夏休みの計画もあとは実行を待つばかりというところか・・・自分はどうかというとあまり具体化はされていない。まずは今度の週末の3連休をどう過ごすかというところ。 お盆の休みはやはり徳島方面に出没しそうだ。…

BILLY BAT 19:歴史大河SFクライマックスへ・・・?!

帯に書いてある「歴史大河SF クライマックスへ‼︎」は本当なのだろうか?・・・と思わないでもない浦沢作品なのだが、ま、それはどうでもいいとして今回も早々に読ませていただきました。 前巻18巻の記事はこちら。17巻と合わせて書いてある。 mnoguti.hatena…

エリック・ブリニュルフソン、他著ザ・セカンド・マシン・エイジ:これからのWell beingをどう考える?デジタル労働との付き合い方は?

自分が普段住んでいる世界(ICTかつ調査研究の世界ね)ではいろいろと話題を提供してくれた本だ(すでに過去形w)。具体的には、機械との競争に引き続き、ザ・セカンド・マシン・エイジではザ・ファースト・エイジ・マシンに生き残った労働においてデジタル…

山田胡瓜:AIの遺電子:世はSFからSnFの段階へ

著者の前作『バイナリ畑でつかまえて』は自分にとってある意味衝撃の作品だった。そこには今までのSFやITものとは違う何かがあった。それがなんだかはっきりとは分からなかったので、その時のブログ記事はなんとなく面白い作品を読んだっていう感想以上のこ…

Kindle Oasis:最近ちょっと欲しいかなと思ってます

Kindleが発売したての頃購入したが、ほとんど使わなかった。なぜ使わなかったかといえば、当時はまだ自分が読みたい本が電子化されていることが少なかったことと、新刊の電子書籍が少なかったこと、自炊したpdfファイルを読むには解像度が少々物足りなかった…

近藤正高『タモリと戦後ニッポン』:タモリのタレント人生を補助線として戦後日本の大衆文化の一側面を振り返る

タモリについては今まで2冊の本を読んだ。それがこれ。 最初の樋口氏の本は正直って期待はずれだった(樋口さん、ゴメンなさい)。 mnoguti.hatenablog.com その欲求不満を持ち続けていた時に見かけたのがこちらの戸部田氏の一冊。こっちは面白かったね。 m…

吉田浩一郎著『クラウドソーシングでビジネスはこう変わる』:世は所有から利用へ、クラウドソーシングもその流れの一環か?

先日のイケハヤさんの著書に関する記事にもあったが、世の中、社会の流動性を高める方向に行きつつある、あるいは、行かざるをえない状況になっているように見える。その流れを方向づける一つの仕組みになるであろうと思われるのが、クラウドソーシングだ。 …