AIの遺電子、第2巻出ましたねえ。
漫画のタッチはあいかわらずでソフトな感じ。ストーリーは、前巻に比べるとヒューマノイドの話題が多かったかなという印象。リサくんの出番が少ないのがちょっと残念。ドクタースドウの個性は相変わらず・・・一見クールで、常識をわきまえた心を持つって感じか。暖かい心と書きたいところだが、ちと違うような気がする。
全11話からなる今回も面白く読めました。
内容は以下のとおり。
- 第11話 寡黙な彼女
- 第12話 俺の嫁
- 第13話 運命の人?
- 第14話 氷河を越えて
- 第15話 ファントムボディ
- 第16話 じいちゃんのGちゃん
- 第17話 ホワイトデー
- 第18話 やり直し
- 第19話 エモーショナルマシン
- 第20話 お別れ
- 第21話 シャロンとブライアン
どれも考えさせられる内容。こう言うストーリが漫画で描かれる時代・・・これが現実になるのはあまり遠くない未来なのだろうと。ヒューマノイドにいろいろ語らせているけど、実はこれだけ科学技術が発達した人類に対する問いかけと読めなくもない。このストーリから何を読み取るかは読者一人ひとりの問題意識によるのだろうし、そこでの多様な考えが将来を開拓していくのだろうと少し硬く考えてみたりしている。
一方、現実のIT業界はどうかというとたまたま見つけたのだが、これね。「いきのこれ!社畜ちゃん」という漫画もある。ここに書いてあること・・・これが今の現実でもある。こういう世界からAIの遺電子の世界が生まれてこようとしているのだから、それはそれで不思議だ。
いきのこれ! 社畜ちゃん(1)<いきのこれ! 社畜ちゃん> (電撃コミックスNEXT)
- 作者: 結うき。
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なかなかな内容だよ。ちょっとエッチな内容もあるけど、書いてある内容はさもありなんて感じか。この業界をどうにかしないと、ヒューマノイドが実現する前にIT業界がどうにかなっちまうんじゃないかって思わないでもないw
こうやって調べてみると、ITを扱った漫画って結構あるみたいだ。
こちら⇧にいろいろな作品が紹介されている。
さて、AIの遺電子に話を戻して、kindle版だと1、2巻をまとめて買える・・・便利だ。
普通にコミックで欲しい人はこっちね。
これからのITやICTのことを考えてみたかったら一読の価値はあると思う。
今後も期待しましょう。