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前回は、夏だった。希望としてはひと月に1回は来たいぞという想いが強いが、なかなかそうもいかず、今回も気づいたら11月だった。3ヶ月以上だ。なぜ今日だったか・・・それは、今日がいつもより空いている確率が高かったからだ。実際、1時に行った時はカウンターにすぐ座れ、今日行ったのは正解だった。
新型コロナ以降、だいぶ客足は戻っているようだが、ご主人によると客層は変わったとのことだった。早い時間は地元のベテランの方々、その後は地元のマンションなどに住む人々が食べに来るとのことだった。サラリーマンの比率は減ったとのこと。
さて、自分。お茶、ガリ、醤油、醤油皿が準備され、昼食の始まり。まずはいつもの通り、シャリの大きさを「今日も普通で?」と聞かれたので、「はい、(他のお客さんには大きくても)自分にとっては普通ですから」と答えて、シャリは今日も普通サイズにしてもらった。
当初、カウンターには自分の他に4名座っていたが、その内3名はほぼ食べ終わっていた(最後の巻物を食べるところ)。よって、自分の時は2名でにぎってもらったので出てくるのが早い。まずはマグロ2貫・・・あれ?シャリがまた大きくなっている?と思いながらいただく。いつもの通りこのマグロが一番美味しい。せっかく2貫あるので1貫はのちに食べるためにとっておく。
シャリの大きさは、やや小さ目が昔の普通だそうだ。この以前より大きくなった普通は前回もそうだったと思うのだが、今回のシャリの大きさはさらに大きいような気がした。そのシャリに負けない美味しさのマグロで大満足。
続いての3貫は、右からヒラメ、鯵、カンパチ。今日はコハダではなく、鯵だった。この3貫もともに美味しい。シャリの大きさを感じながらペロリと食べる。今日は3ヶ月ぶりだったためかシャリの大きさに若干押され気味だった。
続いては、車海老。美味しさはいつもと変わらず、シャリとネタが口の中で渾然一体となって美味しさを醸し出す。これが鮨ってもんだよ。
次はイクラ・・・イクラの軍艦もそうだ。いつもよりさらに大きい印象。それに加えてたっぷりのイクラが溢れそうだ。これは中途半端に食べるとイクラが溢れるので、横にして口いっぱいに一口で頬張る。弾けるときに口の中に広がるいくらの甘塩っぱさが何とも言えない。
そして後半へ・・・玉の太巻き。玉端でした。これも太田鮨でしか味わえない味だ。美味しい。
握りの最後は、ホタテ。この甘い詰めが何とも言えない。美味しくいただいた。
最後の巻物・・・いつもの鉄火巻き(実は心の中ではかんぴょう巻にしようかいつも迷っていて、最後は鉄火になっている)。ご主人がこうやって重ねた方が綺麗に撮れますよって重ねてくれた。どうですか、鉄火の中のマグロの美味そうなこと・・・この海苔の風味とマグロが合うんだよね。この巻物が最後の〆でとどめの美味さとなる。
本日も美味しくいただきました。あっという間のお昼だった。そしてお腹は十分すぎるほど満たされた・・・ということで、今日も満足のお鮨でした。
ごちそうさまでした。
満腹のお腹を抱え、次回を楽しみに店を後にしたのでした。
人形町の隠れた名店、太田鮨、この本に出ている老舗寿司屋に匹敵する鮨の美味さを味わえます。