気づいたら2ヶ月丸々食べていなかった。これは行かないといけないと思って、炎天下のお昼、1時過ぎに伺う。どうだろうと思ってそっと引き戸を開けるとまだ待っている人が5人いるではないか!でも今の自分は時間の心配をすることはないので待つことにする。
2ヶ月ぶりなので簡単には食べさせてくれない・・・しばらくすると奥から「野口さんの分までシャリがないかも」という声が!・・・えええっ^^;と思ったが、そこは勤めて平静を装い、「大丈夫」と自分に言い聞かせる。その後、シャリの量は大丈夫と確認され、一安心w(シャリの関係でこの日は自分が最後となった。)
前回は以下の記事の通り。
カウンターの準備ができて、6人が着席。自分は入り口すぐのところ。調理の様子が見えて楽しい場所だ。目の前でネタが切り分けられていく。普段は最初まぐろを握ってくれるのが、この日は、まぐろ2貫、ひらめ、小肌、カンパチまで一気に握ってくれた。
6人分のにぎりが並ぶ・・・なかなかの壮観だ。まぐろの色艶がいつにも増して美味しそうではないか。ちなみに一番手前の一つが自分の普通サイズのにぎり。もう一つはまさに握っているところだった。
そのまぐろがさっと目の前に置かれる。いつものまぐろ・・・美味そう〜!ということでパクりと頂く。やはりこのまぐろの美味しさはいつ味わっても絶品だ。勿体無いからまずは1貫だけ食べて次に行く。
次がひらめ、小肌、カンパチの3貫。この日はこの3貫もことのほか美味しかった。その中でも小肌がいい。このくらいの大きさの小肌が好きだ。美味しいよねえ。ひらめの昆布締めは昆布の旨みがしっかり染み込んでいる深い味わい、かんぱちは切り身がお腹よりの部分だったか、甘みがいつもより濃い。
次は、軍艦2種類だ。まずはいくらの軍艦。溢れんばかりのいくらが乗る軍艦を食べるのは工夫が必要。無理に一口で食べることもないのだが、いくらの場合はこぼれちゃうんだよね。だからできたらパクりと行きたい。そして口の中に広がるいくらの旨みを堪能したいもの。
次は大変久しぶりの蟹身の軍艦。復活したのかと思ったら違って、今は海老に変えたのだけれどその海老が入ってこないので、その代わりに蟹の軍艦が代打になったとのこと。蟹もめちゃくちゃ値段が高くなっているということだった。
にぎりも後半になる。後半最初は、玉子の太巻き・・・玉端だ。この厚焼き玉子のこの大きさがいい。そこに薄く巻かれたシャリが美味しく一体となる。さらに海苔の香り・・・たまらないねえ。毎度美味しく味わいながらいただく。
そして意外と写真に撮るのを忘れることが多いホタテ。ホタテの握りは何といっても、上にかけられた甘い詰めがいい。この詰めの甘さがなんとも言えない。これも一口で食べるのは難しく、二口になることがままあるが、そうなると詰めが手についてしまい、行儀悪いがそれを後で舐めることになる。こうやって詰めの甘さを純粋に味わうのもいいのだ。
最後は、巻物。梅しそ、沢庵、干瓢、鉄火、かっぱと5種類の中から選べる。仲間と来ている時は、組み合わせで頼むと色々食べられて楽しい。自分は、鉄火か干瓢だが、最近はもっぱら鉄火を頼む。これが美味しいだよね。まぐろのにぎりで始まり、まぐろの海苔巻きで〆るって決まってるじゃないか。
久しぶりの太田鮨の普通サイズのにぎり一通り。美味しくいただいたが、胃袋が少し小さくなったのか、あるいは久しぶりだったからか、いつにも増して満腹になったのだった。
さて、次回はまた2ヶ月と言わず、1ヶ月後ぐらいに食べたいと思うが、どうなりましょうか。
ごちそうさまでした。