ネタの美味しさと大きさ、そしてシャリ・・・これぞ握り鮨!というのが太田鮨のにぎりだ。ほぼ1ヶ月ぶりの再訪。このくらいの間隔で行けると最高。そして季節に1回か半年に1回ぐらいは、夜の部にもお邪魔したい。
さて、今回は開店直後の11時過ぎにお邪魔した。新型コロナ前ならば外まで行列ができていたのだが、今はそれほど混んでいないみたいだ。この時は、自分の前に2組4名のお客がカウンターに座っていたのみ。自分は入り口左に座り、いつものようににぎりの大きさを「普通で」とお願いして準備万端にぎりが供されるのを待つ。
今回は珍しい写真を・・・お客さんに供されるのを待つにぎり。よく見るとしゃりの大きさが違うのが分かるだろうか。こうやって人数分をまとめて握って配るのが太田鮨のスタイル。一番多い時は8人ぐらいがカウンターに並ぶのでその単位で握られていく。今回は、5人で、かつ、自分が遅れて座ったので、カウンターの準備が整うまで時間があったので、最初の鮪2貫と次の平目、小肌、カンパチの3貫までスタンバイOK状態。
そしてガリと醤油が準備され(当然、お茶とお手拭きもだ)、あとは鮨を待つばかり。
はい、来ました!まずは鮪のにぎり、2貫。いつみても美しい切り身だ。この時、赤身から行くか、中トロから行くかはお好みで。自分は大概、赤みからいく。美味しいよねえ。お代わりしたいぐらいだ。
そして第二陣が、左から平目、小肌、カンパチの3貫。どれも美味しいのだが、今回は前回食べられなかった小肌が美味しかった。やはり小肌だよ。
いくらの軍艦はいつのの通り、溢れんばかりのいくらが乗る。崩れやすいのでお早めにお召し上がりくださいとご主人が言ってくれる。いくらをこぼさないようにパクつくのも太田鮨で美味しく食べる技術の一つ。
次は車海老。これは言うまでもないでしょう。美味しいです。
そして太田鮨の名物と言ってもいい、玉子の太巻き。玉子の甘さがちょうどよく、酢飯に合う。そしてこの日も玉端を食べさせてもらった。
にぎりの最後がホタテ。いつものように甘い詰めが美味しい。目立たないんだけど、これも太田鮨を代表する一品だろう。
巻物はこの日も鉄火巻き。たっぷりの鮪に酢飯と海苔の絶妙のコンビネーション。海苔の香りと味が口に広がり、その後で、鮪の甘みとご飯の旨みが絡み合う。最後にこれを食べるのがやはりいい。
以上、今回も美味しいお昼のひとときを過ごさせていただきました。
月に1度は太田鮨でお昼をいただきたいですね。
そして次回はぜひ、夜の太田鮨を久しぶりに実現したい。
ごちそうさまでした。