だいぶ前から行きたいと持っていたが、なかなか実現できなかった・・・太田鮨の夜の部。振り返ってみれば、前回、夜の部にお邪魔したのは、2018年の暮れだった模様。ほぼ4年半ぶりのことになる。
カウンター真ん中に案内され、早速始める。この日は奥様と2名でおつまみ付きのコースだ。最初はビール。そして開始される美味しいおつまみの数々。最初は蛸と岩のりのお通し。これ、日本酒のつまみに最高です。
ということで、菊正宗をぬる燗でいただく。やはり江戸前鮨には、淡麗辛口の菊正宗がよく似合う。美味しいねえ。この日はさらに秋田の銘酒、雪の茅舎の冷酒もいただいた。贅沢である。
2品目は酢の物、もずく酢だ。写真を見てわかる通り、いろいろな魚介が入っていて、食べるのが楽しい。美味しいのはもちろんだ。
そして、お刺身の盛合せ。これがすごいんだよね。いつも圧倒され、そしてお腹はここらあたりで7分目ぐらい一杯になる。鮪のいいところ、小肌、イカがまず並べられ、それを食べていると次に車海老。そして平目が供される。
途中、茗荷のつまで口をリセットしながら美味しい刺身各種をいただく。どれも美味しいのだが、やはり鮪と小肌がいい。美味しいよ。
つまみも後半、ここから焼き物が2品出てくる。照り焼きとカマ焼き。照り焼きは鮪だった。カマ焼きは魚を失念。多分、いつも食べてる魚だったと思うから、カンパチではないかと思う。鮪の照り焼きの左上に写っているのは、刺身で食べた車海老の頭の部分・・・これがまた美味しいんだよね。
この日は我々の他には2組4名のお客だった。今は最大6名しか夜は予約は取らないみたいだ。ご主人の太田さんや妹さんといろいろ話しながら楽しく美味しい時間は過ぎていく。
そしてにぎりが始まる。ちなみに夜のコースのにぎりの大きさは、極々小と言っていたと思う。お昼のように普通の大きさはさすがに食べられないですよね。
どれも美味しいにぎりたち・・・前半は鮪、鯵、赤貝、漬まぐろの4種類。季節の鯵のにぎりは美味しかった。やはり鯵だよ。美味いよね。
お吸い物をいただきながらにぎりは続く。これがまたいい感じの優しい味だ。
にぎり後半は、まず選択を迫られる・・・ウニかイクラかどちらにしますと聞かれる。お腹に余裕があれば、両方くださいとなるが、この日は自分はイクラをお願いした。いつも食べているイクラ、これを頬張る。美味いに決まっている。奥様はウニ。濃厚で美味しいと言っていた。
さらに煮はまぐりと穴子のにぎりで一通りとなる。この最後の煮はまと穴子の詰めの甘さが好きだな。濃厚なんだけど嫌味のない甘さ・・・何貫でも食べられそう。
最後は名物玉子の太巻き。これも程よい甘さがなんとも言えない。パクッと食べてごちそうさまでした。
久しぶりの太田鮨の夜の部、堪能させていただきました。4年以上来ないというのは間をあけすぎなので、次回は遅くとも秋口には来たいものだと思いながらお店を後にしたのでした。
ごちそうさまでした。