連日、暑い日が続いている。この日も暑い日だった。照りつける太陽の下を飯田橋往復、人形町の中を歩き回り、すべての用事を片付けて、お昼を食べにたどり着いたのが、ここ、鮨処 雅だ。
いつもはお昼のアルコールは控えているが、今日はいいだろうということで、生ビールをもらった。美味しかったねえ。たまらなかった。美味しさが身体に染み渡って、追加でもう1杯もらった。
さて肝心のお鮨だが、いつもはバラちらしを頼むのだが、今日は、美味しいにぎりを食べたいと思い、にぎり一通りをお願いした。季節の魚を握ってもらうこの贅沢・・・美味しさを堪能した一通りだった。
最初は、金目の昆布〆から。これは定番のにぎり。次はおそらく平目、もしかしたら違う白身かも。そして鯵、この時期、鯵は鉄板の美味しさ。4つ目は鮪の漬、この漬が美味しいんだ。口の中に含んで食べていると香りと甘みが広がってくる。江戸前の仕事の美味しさを味わう。
次の4貫は、白身(これが分からない。こっちが平目かな・・・)、貝、ホタテ、そして中トロ。白身に貝、どちらもこの季節のネタだよ。美味しい。ホタテは口の中で甘みが広がる。中トロは言うまでもない。
そして大トロに車海老。大トロの甘みと車海老の旨み、どちらも贅沢な味です。暑い中、用事を終わらせてきただけに、感じる美味しいさはいつもよりも深い。そして小丼は、ご飯の上に、蟹身が海苔、その上にいくらと雲丹と重なっている。贅沢だよねえ。美味しい。そして手巻きが来ました・・・中落ちがたっぷり入った手巻き。中落ちの旨みはこれまたいい。
さらにさらに、玉子のにぎりに最後は小肌にしてもらった。この玉子焼きは、すり身とか色々入って時間をかけて焼き上げてあるから、カステラみたいだ。甘みがおいしい。そしてラストの小肌。やはり、小肌は味わいたい。美味しい小肌を食べられる幸せ*1。
久しぶりの鮨処 雅でのお昼だった。久しぶりということもあり、たまにはなので、にぎりにしたところもあり、冷たいビールに美味しいにぎりを食べられて非常に満足のお昼ごはんとなったのでした。
ごちそうさまでした。
*1:今年の新子はまだこれからとのこと。これからなので、昔のような11枚付とか極小ではなく、5枚付ぐらいになるのではないかとのことだった。味としては、5枚付あたりからが美味しいと思う。