今回の美味しいお昼はお馴染みの太田鮨さんのにぎりです。今回、新型コロナがまた猛威をふるう状況になるつつある日のお昼・・・私は行ってきました。太田鮨さんまでの道中、研究所からは5分ぐらいでしょうか。この日は、さすがの人形町も人通りが少なく、閑散としていました。
お店の前に到着したのは、12時40分ぐらいだったでしょうか。引き戸をゆっくり開けて、店内を見ると、先客は3名。その内2名はすでに食べ終わった後でした。実質2名の店内。こんな状況の太田鮨さんは新型コロナ感染症の第二波から第四波の頃、世の中が一番神経質だった頃以来でしょうか。
着席して間も無く、ご主人の太田さんからいつもの声がして、「にぎりの大きさは普通でいいですね」との確認。私は当然、「普通でお願いします!」と答えます。お茶とおしぼり、がり、醤油も整って、さて贅沢なお昼の始まりです。
本日のまぐろ!どうです!この色艶、そして大きさ!切り身の下から覗く中落ち・・・贅沢なにぎりです。今回のにぎりですが、大きさを比較するものがないので分からないと思いますが、実は、今までで一番大きかった。そして美味しかった。
続いては、奥から、平目、小肌、カンパチ・・・この3貫、やはり大きい。そして今日の切り身はどれも美味しそうだった。いや、どれも美味しかったのですが、中でも手前のカンパチが最高でした。美味しかったです。
そして次は、従来は軍艦巻きが2貫出てくる順番なのですが、今は蟹肉の軍艦の代わりに茹で車海老が握られます。そして定番のいくらの軍艦。この軍艦もいつもよりたっぷりいくらが載っていたと思います。たまらん!
そして玉端(たまはじ)・・・会員にならないと食べられないですよw・・・冗談です。1本から2つしか取れないので珍しいといえば珍しい。それよりもこの太田鮨さんの厚焼き玉子の味ですね。甘味がなんと言ってもいい。美味しい甘さです。いつもこの甘みを楽しみしています。
そして次は何が出てきたのでしょう・・・行ったことのあるみなさんは分かると思いますのが、そう、ホタテがここにはあったのですが、写真に収める前に食べてしまい。気づいた時には胃の腑に落ちた後でした。
最後、これも定番の鉄火巻き。まぐろがたっぷり巻かれています。これを最後に食べる時がまた今日も太田さんで食べられたという満足感と、海苔と酢飯、まぐろの相性の良さに感激しながら、ゆっくり食べます。
さて、食べ終わってお茶を飲みながら今日のにぎりを振り返るに・・・今日のにぎりはすべて規格外って感じだったなと。ご存知の通り、太田鮨さんのにぎりのサイズは大きく、通常の倍ぐらいあるイメージなのですが、それでも鮨が好きな自分はいつも普通サイズで頼んでいました。当然、今日も普通サイズを頼んだのですが、今日は違った。食べ終わった後、ご主人に「今日のにぎりはいつもより大きかったですね!」と感想を伝えると、ご主人が「いまは、ちょい小さめが昔の普通サイズになってます」ってことでした。
「やはり」と思いましたよ。見た目でも大きいなと思いましたが、いつにも増しての大きさで、食べ終わった後の満腹感が半端なかったです。
いつも通りの美味しいにぎりをご馳走様でした。
またいきます!