ちょっと早いけどクリスマスディナーってことで、六本木の小田島さんでひととき、美味しいワインと和食を堪能してきました。時は夕方6時半すぎ・・・六本木駅から向かいます。今年の2月以来ですが、途中のお店はほぼ変わらずかな・・・と思いながらちょっと奥まったところにあるお店の扉を開けます。
店内にはすでに先客がありましたが、カウンターにはまだ誰もいませんでした。僕らは当然、ムッシュの料理を見ながら、たまに会話を交わしながら食事ができるカウンターです。いつもの端の席に案内され、ゆっくり着席。
席について落ち着いた頃、この日の最初の一杯がグラスに注がれます。最初はシャンパン。スッキリ系でした。これから始まると思うと、ワクワクです。今回は前半、白ワイン中心、ロゼを挟んで、後半は赤ワインも混ぜて色々飲ませてもらいました。
いつもながらワインはどれも美味しく、今回は中国のワインを飲ませてもらいましたが、内陸部で作っているワインで、なかなかの味でした。今後が楽しみなワインです。
料理は、また多彩に美味しいところをいろいろと食べさせてもらいました。いくらをあしらった冷たい茶碗蒸し、鯵のなめろう、白魚と鰤の味噌和え、野菜の炊き合わせ、ホタテとツブ貝と海ぶどうのサラダ、秋刀魚と鯛の握り、フォアグラ大根、なめこ汁、鮭のハラスなどなど、ワインとの組み合わせもよく、それぞれの料理を堪能させていただきました。
今回印象に残っているのは、この野菜の炊き合わせ。なんとも美味しかった。野菜の甘みがたっぷりで、そこにカラスミの塩気がいい塩梅で野菜のおいしさを引き立てる。もちろん、カラスミはそれだけでも美味しいですが、これにワインときて、じっくり味わっていただきました。
今年は秋刀魚が高く、塩焼きを1度食べただけですが、小田島さんで秋刀魚の握りを食べられるとは予想してませんでした。多分、今年の秋刀魚の中では大ぶりの方ではないでしょうか。肉厚で秋刀魚の旨味が十分な切り身を贅沢に握りにする。口の中で広がる秋刀魚の味、最高でした。
そして小田島さんといえば、フォアグラ大根。これは言葉は必要ないでしょう。
フォアグラ大根に合わせる貴腐ワイン・・・この組み合わせは至高ですね。貴腐ワインをお代わりしたのは内緒ですw
そして今回10種類以上のワインを飲ませていただきましたが、これはと思ったのが、こちらのPinot Noir。ニュージーランドのサトウ・ワインズさんで醸されたワイン。美味しかったですね。これはよかったです。
店先にはカラスミがたくさん風に晒してあって、完成まじかって感じでした。
我々は10時すぎぐらいでお店を後にしましたが、まだ残っている方もいらっしゃりその後も楽しい時間になったのではないかと思います。
次回は、じっくりいられるようにしようかとw
美味しいワインと料理を供してくれた、ムッシュと大さんに感謝。
ご馳走様でした。