日曜日に少し早いエミさんの誕生祝ということで、お昼の小田島さんにお邪魔する。ランチは、「ランチシャンパーニュフリーフロー」ということで、お昼から美味しいシャンパン飲み放題、その他にもワインをいろいろ出してくれて、ワイン好きにはたまらないひと時となった。
odajima.info六本木からほど近いお店、お昼を少々回ったころに伺ったが、街はそれなりに人出はあるものの、やはりいつもとは違う・・・店内はわれわれ含め2組とのことでほぼ貸し切り状態*1。
ご主人と息子さんにお願いしますとご挨拶して、カウンター左端のいつもの席に座って始まり始まり。ワイン、料理に大満足のひと時になったわだが、小田島さんの話が楽しいひと時でもあった。
今回、飲ませてもらったワインはこんな感じ。左上のシャンパンは最初から最後まで適宜注いでくれて、チェイサーの位置づけ。その他、写真にないところではロゼを飲ませてもらった。ロゼをもっと自由に飲めるように広めていきたいと語っていたのが印象的。
左下のピノノワールは、フランスのオーソドックスなピノだそうで、普段われわれが飲んでいるピノよりどっしりした感じで存在感があった。もちろん美味しかったことこの上ない。
今回、ランチの時間に初めて伺ったのだが、内容はほぼ夜と一緒ではないかと思ったが、どうだったのだろう。違ったのは、その日のメニューがカウンターの上に和紙で書かれて貼ってあるのだがそれがなかったことぐらいか。強いていえば、マスターの気ままな献立だった部分もあったのかと思う。
さて料理だ。最初はイカの塩辛。ゆずの風味がしっかり利いた塩辛。シャンパンに合わせるというのは普通はあまり思いつかないが、これが美味しい。
次は広島産の牡蠣を炊いた一品。牡蠣の味を十分味わえる。改めて牡蠣の味を感じながらワインをいただく。そしていろいろ小田島さんの話が弾む。今日は、2組なのでわれわれと適度に会話をしながら料理が進む。こうやって小田島さん親子とワインや料理の話をしながらカウンターで飲むのは楽しみの一つ。
次はサーモン他刺身と海ブドウ。海ブドウのぷつぷつ感と塩気が何とも言えない。それと合わせる刺身の漬け。海を感じましょうって感じだ。
カンパチの炊いたのとリンゴを合わせて白和えにしたもの。ご主人によると、思い付きでやってみたら美味しかったということらしい。飾らないのだが、素材のうま味を十分いかしていて美味しい。
さっと火を通した鮑とサーモンにレンコン等の野菜を合わせた一品。これも鮑が柔くて美味しかった。サーモンもいい感じ。野菜も美味しくいただける。
そしてにぎり鮨3貫。真ん中は中トロ。それをはさんでいるのは確かカンパチだったと思う(もしかしたらぶり?)。小ぶりのにぎりでぱくりと一口で食べるが、口の中で酢飯とネタがいい感じでおいしい。
料理も佳境で、小田島さん名物の大根とフォアグラの炊き合わせ。これはいつ食べても何度食べても美味しい。
そしてお椀。今回はタケノコ、白みそ仕立てで美味しいお椀。
次はフライ。ワカサギだったと思うけど、もしかしたら違うか・・・サクッ、ほろっと美味しいフライ。海苔はお好みでということだった。
最後、稲庭うどん。これも小田島さんの〆の定番。最後にツルっといただく。
あっという間の時間だったが、お店を出たのは3時半を回っていたのではないか。
12時半から3時半まで3時間という長い時間だったが、本人たちにはあっという間の時間だった。お腹の満腹感と程よい酔い加減でかなり長い時間を過ごさせてもらったのだと感じた次第。
いつも満足のひと時をありがとうございます。
ごちそうさまでした。
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*1:夜は人っ子一人いなくなるということだった。