2021年1月以来の太田鮨・・・今回は12時に伺った。正常時ならあり得ない時間だ。そして世の中の状況が状況だけにやはり店内は空いていた。
速攻で着席して、いつもの会話に・・・ご主人、ニヤリとしながら「にぎりの大きさは?」、ぼく「普通で^^」、またまたニヤリとしながら「にがてなものはありますか?」、ぼく「ありません」という定番のやり取りがあり、美味しいひと時の始まりだ。
カウンターには、透明のパーティションがセットされ、座ってまずは手の消毒。その後、順番にお茶、醤油差し、ガリ、おしぼりなどを一人一人にセッティングして準備完了。
カウンターが一杯だと最初のまぐろのにぎりが出てくるまで結構時間がかかるだが、この日は素早くまぐろとその後の3種のにぎりが一気に出てきた。相変わらず美味しそうなまぐろだ。そして一口いただき、やはり美味しいことを確認して満足する。
今回は、一つだけ食べて、もう一つは最後まで取っておいた。最後の方でもう一度、このまぐろのにぎりのおいしさを堪能する・・・贅沢というものだ。
そして、ヒラメ、コハダ、カンパチの3貫を次にいただく。これもいつもと同様に美味しい。今回は、ヒラメ、カンパチも美味しかったが、コハダが大きめでいい感じの〆具合でよかった。
お次はいくら。「崩れやすいから注意して食べてください」と太田さん。昔は一口で食べていたのだが、最近は一口に入りきらず少しずついただくようにしている。たっぷりと乗ったいくらを贅沢に口の中にほおばり粒粒がつぶれていくらのおいしさが広がるのを楽しむ。
いくらと来ると、太田鮨ではカニが続く。このカニの軍艦も大きい。こちらも一口では食べられなくなり、最近は2回か3回でいただく。美味しいのは言うまでもない。
ここまでくるとお鮨も後半・・・玉子焼きの太巻きが出てくる。この玉子焼きの太巻きは美味しい。今度は、晩御飯に一本買って帰ろうと思う。
にぎりの最後はホタテ。甘い詰めがなんとも言えない。この時には結構お腹は満足しているのだが、パクっと食べてしまう美味しさ。
最後の巻物は最近はほぼ定番化している鉄火巻。最初のまぐろのにぎりに始まり、鉄火で〆る。まぐろで最初と最後をしっかり〆てこの日のお昼も大満足のひと時となった。
一月に1回、太田鮨でお昼をいただく、うれしいひと時。
今回も美味しいお鮨、ごちそうさまでした。