神奈川県のお酒を飲むのは珍しい・・・というか、その存在さえほとんど知らなかった。
今回、佐々木酒店さんでいろいろ見ていてたまたま見つけた・・・へえ、神奈川のお酒か！と思い、今回はこれを購入。
神奈川県は愛川町の酒蔵さんだが、神奈川県出身の自分も知らなかった。酒蔵さんのHPもあるが、現在はほとんど更新されていない。
この神奈川県の酒造組合の大矢孝酒造のページにfacebookのページが示されていて、そちらを見るとそちらは結構更新されている。現在はfacebookを中心に情報発信している模様。
今回購入した日本酒は、残草蓬莱（これで、「ざるほうそうらい」と読む。最初、「ざんそう」と読んでいたのだがラベルを見て気づいた）の特別純米無濾過生原酒だ。
今回、初めての言葉が、これ「槽場直詰」。これで「ふなばじかづめ」と読む。とある酒蔵さんのHPによると、「酒蔵の槽場（ふなば）で杜氏がきき酒をしながら、一番美味しい部分を「ここぞ！」という絶妙なタイミングで抜き取り、たれくちから瓶に直詰め」するものらしい。
裏ラベルにいろいろ書いている。お米は長野の美山錦、30BYとあるので、平成30年に醸造されたお酒、精米歩合は60％だから吟醸酒までは行かない。けどそれに近い味だと思う。酸度は3.1と高めなのでスッキリ辛口だということが分かる。
醸したのは、神奈川県愛甲郡愛川町の大矢孝酒造（株）ということでHPを見ると非常に歴史のある酒蔵だということが分かる。神奈川県にもこういう酒蔵があったんだ！と元神奈川県民としては改めて思わずにはいられなかった。
スッキリした味わいの残草蓬莱・・・今回初めて飲ませていただきましたが、美味しいお酒でした。今回この大矢孝酒造さんを知ったことをきっかけにして、これからは神奈川県の他の酒蔵さんも注目していきたいと思います。
ごちそうさまでした。
