仕事の峠は越えつつある・・・とむくむくっと復活してきた欲求の一つに、読書欲がある。去年はこの時期すでに5冊目を読了していたが、今年はまだ2冊に止まる。その分、仕事(一応研究者なので)ではそれなりに活字を追ってはいるが、それにしてもプライベートで読まなさすぎた。
実は、本をほとんど読めていない状況であるにもかかわらず、積読資産というストックは日々蓄積されていた。どうも自分の癖というか病気というか習慣というか、読みたいと思う本があるとすぐに購入してしまうのだ。
今の時期、時代の変革期である*1ということで興味深い本がたくさん出版されている。それを片っ端からというと少々大袈裟だが、そのくらいの勢いで年明け以降購入していた。
そして今、読書欲が復活してくるとともに、その積読資産の中からまずどれを読もうかということここでは4冊ほどピックアップしてみた。
まずは岩井先生のこの本。著者は岩井先生ではないが、岩井先生が考える貨幣論の内容が記述されている。元はNHKの番組であり、それを書籍化したものだ。一般向けに書いてあるので読みやすく、問うている内容はこれからの時代を考えるのに大切なことが書いている。
次がLIFE3.0という人工知能の本。これも評判の高い本だ。人工知能の社会経済への影響を考え始めていた頃、原書*2を最初入手した。読まなければと思っていたら、翻訳が出版されたので速攻で購入して積読資産の一部になっていた。それをこの春に取り崩そうというものだ。
少し読み始めていたところもあり、その興味深い内容は分かっているつもり。これからAIと経済やビジネスあるいは生活への影響を考える機会が増えると思うので、なるべく早く読もうと思う。
次は、日テレの夜のニュースで毎週お目にかかる落合陽一氏の一冊*3。SDGsについて書かれたこちら。
こちらは全く読めていない。SDGsについて書かれているということで、落合氏がどのような視点でSDGsを見ているのか興味があり購入。SDGsそのものもこれからの世界を考えていく上で重要な視点だと思うので勉強しなければいけないと思っていたところだったということもあ理、出版して迷わず購入。
そして今回紹介する書籍の最後がこちら。安宅さんの新著。この本は、これからの日本経済を考えた時、何をすべきかが書かれている。元々は省庁での研究会等で話してきた内容を書籍化したものだ。
しっかり内容を理解しながら、自分の考えに融合させながら読み込んでおきたい一冊。
以上、今読みたい書籍4冊でした。
読む順番は、上に紹介した通りで行こういと思う。さて、4冊を読み終わるのにどのくらいかかるでしょうか。
読書は職業でもあるので、しっかり理解しながら読み込んでいきたい。
*1:製造業中心の経済(量の時代)からデジタル経済(質の時代)へ本格的にシフトが始まった。COVID-19というパンデミックが発生したのもそういう背景があるのだろうと考えたりする。
*2:それがこちら。
Life 3.0: Being Human in the Age of Artificial Intelligence (English Edition)
- 作者:Tegmark, Max
- 発売日: 2017/08/29
- メディア: Kindle版
結局は、iPadのkindleの中でデジタル積読資産となっている。
*3:落合さんの本は以下の本も積読資産になっている。彼の思想を理解するのに読むべき本だと思うので、こちらもなるべく早く読み込みたいと考えている。
以前、読み始めたのだが、自分の頭になかなか入ってこなくて、つまり理解できなくて、その内読むのをやめてしまったという経緯があるが、今回はしっかり読み込みたいと思う。