日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

Quality Economic Analyses Produces Winning Markets

2008年(度)はどこに注目するか?

2008年・・・この時期だから年度と言った方がいいか^^;・・・ICT産業のどこに注目するか?

対象となるのは以下の市場(有線と無線の区別はなし)

  • ネットワーク:NTT東西・コミュニケーションズ、ドコモ、au/KDDIソフトバンク、電力系、CATV、NMC(New Mobile Carrier)が主要プレーヤで、業界の動きが比較的把握しやすい。
  • 上位レイヤ(コンテンツ、コマース、コミュニケーション、プラットフォーム):括弧内を見れば明らかなようにここを一括りにすべきではないかもしれない。ここには大手からベンチャーまで多様なプレーヤが存在している。
  • 端末:ユーザと上位レイヤを結ぶインターフェースを提供する。今後のネット社会の発展は端末機器の開発如何による。

注目するのは、上位レイヤと端末だろう。ここでハッと目を引くような日本企業が出てきてくれることを今年は期待したいものだ。いろいろ面白い企業があるのは知っているけど、もっと強烈な奴が現れるのを期待しよう。

個別には以下のとおり。

ネットワーク?:ドコモが低迷を脱出できるかが一つポイント。たぶんアッと驚くようなことをしてくれるのではないかと期待してます。ドニーチョみたいにちょっと泥臭い(?・・・失礼悪意はないです)けど、ユーザのニーズをつかんでいるサービス、あるいは「線から面」、「音声からデータ」と見事に戦略を転換してきたように、誰にでもわかるシンプルで強力なブルーオーシャン戦略実行など何かあるのではないかと思ってます。

ネットワーク?:KDDIソフトバンクがどのようなネットワーク拡大をどのようにすすめ、業界を統合していくかという点。それに電力系やCATVがどのように絡むか^^。

ネットワーク?:?と?の動きを考えるときに上位レイヤや端末がどのようなポジションに位置し、どのような役割を演ずるのか。

・・・というのがネットワーク市場での注目点。次に上位レイヤは・・・

  • GoogleAmazonなどに続くプレーヤに日本に企業が入ってくるか
  • アジアの上位レイヤ市場、企業の動向
  • 動画に関するサービスで新しいビジネスの萌芽が現れるか
  • 仮想空間はどう変化するか・・・もう終わり?、次にいくか?

・・・というぐらいでしょうか。あまり面白くないですね。今度じっくり考えてみましょう。さて、端末市場は・・・

  • ここは何といってもメーカーの動向でしょうか。携帯電話端末の世界でも淘汰が進みそうです。
  • iPod touchの使い心地などに代表されるユーザエクスペリエンスを体現する端末がさらに出現するか。
  • 情報端末の普及率は、昔の白物家電のように世帯に必需のものとなるか。その気配はするか?

う〜ん、今、思いつくのはこのくらいですかね。2歩先を読まなければいけないとこの前教えられましたが、これではだめですね。もう少し具体的に描写する必要がありますか・・・しばらく考えてみましょう。

それでは今晩はこの辺で失礼します。

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