前回お邪魔したのは、3月の中旬だったらしい。それ以来になる・・・八重洲にあるふくべさん。これまでは夕方5時過ぎぐらいにお邪魔することが多かったが、今回は仕事が少々長引き、夜8時ぐらいになった。
これまでだとこの時間はほぼ満席の時間帯でちょうど先客が帰るところと重ならないとなかなかすんなり入れない。今日はそこまではないだろうと思っていたが、それ以上にガラガラだった。やはりCOVID-19の影響で毎日が以前のようにとはならないらしい。
ちょっとした雨模様だったこともあり、人通りも少なかったし、通り沿いのお店もお客はちらほらという感じだった。
さて、自分はといえば、ちょうどカウンターの真ん中あたりが空いていたので、そこに座らせてもらう。お久しぶりということで何気ないやりとりがあり、お酒や今日のおすすめの肴を勧められたりしながら、しかし、久しぶりのふくべさんということで、初志貫徹・・・自分の飲みたいもの、食べたいものを頼むことにする。
やはり飲みたかったのは、〆の菊正宗の樽酒だし、食べたかったのはまずは板わさに、鯵の干物だ。当然、この二つをお願いしたが、その前にお酒を注文しないと・・・結構迷った。最初の1本・・・大事にいきたいとそこまでは思わなかったが、3本のうちの1本・・・結局、梅錦を頼むことに。もちろん、ぬる燗だ。
本日はお久しぶりということで、塩らっきょうを付けてもらい、梅錦を飲みながら板わさや、鯵の干物を待つ。お客さんが少ないから、すぐに出てくる。肴を突きながら、酒をぐいと飲む。久しぶりということもありペースも早い。
今回は、結局、梅錦、白鷹、菊正宗樽酒(先週金曜日の口開け)を2本と、いつもより一本多い4本飲ませてもらった。やはり今、流行りの無濾過生酒ではなく、昔ながらの本醸造や純米酒は美味しいと思う。すっと飲めるのがいい。
あっという間に1時間ほどの時間、お久しぶりに堪能させてもらった。またしばらくしたら寄らせてもらおうと思う。
ごちそうさまでした。