日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

Quality Economic Analyses Produces Winning Markets

梅錦山川(愛媛県四国中央市)『梅錦 純米吟醸原酒 ひやおろし』:このひやおろしは美味しかった

ひやおろしの季節も終盤か・・・と思ったら、11月一杯は販売期間みたいなので、中盤というところ。徳島に来て日本酒を飲むのならやはり徳島か四国の酒だろう。

 

 

そこで今回選んだのが、梅錦山川の「梅錦 純米吟醸原酒 ひやおろし。地元のスーパーマルナカでいろいろ地酒を見ていた時、たまたま目に入り、何となく手にとった。他にこれ!といったお酒がなかったこともあり、すんなり購入を決定。

www.umenishiki.com

梅錦と言えば、光久が有名だが、今回はオーソドックスに梅錦の純米吟醸ひやおろし。ホームページには以下の説明がある。

秋の旬の味覚とも愛称抜群の純米原酒です。
おだやかな吟醸香と上品な酸味のふくよかな味わい…。
とろりとした円熟の味わいが魅力の梅錦のひやおろしです。
ひやおろしは、生酒なので冷蔵庫の保管をお願い致します。
販売期間は、11月末日までです。(HPより)

Umenishiki Junmai Ginjo Genshu Hiyaoroshi

梅錦 純米吟醸原酒 ひやおろし

HPでは、「とろりとした円熟の味わい」とあるが、自分にはスッキリで飲みやすい日本酒という印象。スイスイ入ってしまった・・・美味しいお酒だ。購入したのは、4合瓶だったが、一晩であけてしまった。最後の方はもったいないな、明日に残すか?と思いながら飲んでいたが、気づいたら空っぽになっていた。

 

 

Clean and tasty.

すっきりした味わいで美味しい

これは久しぶりに満足の日本酒。ネットならまだ入手できるので、東京に戻ったらポチリとしてしまうかもしれないw

 

 

おすすめ。

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九重雜賀(和歌山県紀の川市)『COOL DOWN 雑賀 純米吟醸 Straight』:今回は珍しく和歌山の酒、Cool Downとはいかにも涼し気

珍しく和歌山の酒蔵のお酒・・・九重雑賀さんのCOOL DOWN 雑賀 純米吟醸 Straightだ。蔵の名前・・・雑賀、和歌山で雑賀というと思い出すのは、雑賀孫一。HPによると、九重雑賀さんはその血筋にあたるらしい。

 

そしてこれもHP*1から仕入れた知識だが、和歌山はお寿司発祥の地とされているみたいだ。だから酢にはかなりの思い入れがある模様。この九重雑賀さんも元はお酢を作っていたとのこと(現在も作っている)。

日本酒は、お寿司に合うお酒を造りたいということから昭和初期から作り始めたらしい。しかも、杜氏さんを招かず、自社社員だけで醸造したということだ。すごい。

Junmai Ginjo

Cool Down

COOL DOWN 雑賀 純米吟醸 Straight(5月)

今回いただいたCOOL DOWN 雑賀 純米吟醸 Straightは、

暑い夏をクールに!
すいすい飲める原酒、アルコール度数12度

夏のお酒にぴったりな、五百万石を原料米にしたアルコール度数12度の純米吟醸の原酒です。
度数は低いのですが、原酒で仕上げていますので、すっきりとした飲みやすさの中にもお米のうまみが感じられる、バランスの良さが特長です。

暑い夏に、キリッと冷やして、クールに楽しんでいただく日本酒の原酒。
この想いを「クールダウン ストレート」というネーミングと、海をイメージしたラベルに込めました。(HPより)

・・・ということで夏にスイスイ飲めるお酒ということで、スイスイ頂いた。

 

Refreshing taste

すっきりした味わい

この日本酒、蔵人のかなりの思い入れがあり作られたらしいことが以下の文章からも伝わってきます。

日本酒本来のうまさが味わえる
低アルコール日本酒を造りたい!

これまでの低アルコール日本酒は、水を加えてアルコール度数を下げたものが多く、どうしても水っぽく薄い印象がありました。もっと日本酒本来の美味しさを味わえる低アルコール日本酒を造りたい!そんな想いから「クールダウン ストレート」の醸造がはじまりました。

低アルコール日本酒の造り方は、主に2通りあります。
1つは、水を加えてアルコール度数を下げる方法。もう 1 つが、アルコール度数が低い段階でもろみの発酵を止める方法です。原酒でアルコール度数を抑えることは簡単ではありません。

当社では、発酵をコントロールするには高い醸造技術が必要になるため、試行錯誤を繰り返し独自の技法で醸すのがこの「クールダウン ストレート」です。

誕生から9年、昨年よりもさらに美味しく!をモットーに改良を重ね、今年も胸をはってお届けできる雑賀渾身の夏酒に仕上がりました。

キリッと冷やして爽やかで軽快な美味しさをお楽しみください。

さらにこちらの九重雑賀さん、いろいろ考えていらっしゃる。

原材料へのこだわりはもちろん、保存料・化学調味料不使用。さらにこちらの蔵では、 ユダヤ教徒が安心して食事ができるように「コーシャ認証」取得している。その心は、世界中のいろいろな方に、日本食の素晴らしさを知ってもらいたいということで努力されてもいます。

 

今回のCOOL DOWN 雑賀 純米吟醸 Straightは美味しかったのはもちろん、それならばとそれ以外の銘柄も飲んでみたいと思いました。

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両関酒造(秋田県湯沢市)『翠玉 特別純米酒』:両関酒造の日本酒で家飲みは初めてかな?美味しくいただきました

両関酒造のお酒は、自宅で飲むのはおそらく初めて・・・人形町佐々木酒店で入手した。 

www.ryozeki.co.jp

 

両関酒造のHPには、お酒へのこだわりが綴られている。まずはお米のこだわり。両関酒造のある湯沢市あたりは良好な酒米の産地ということ。次に水のこだわり。「栗駒山系から脈々と流れ出る水が皆瀬川をせせらぎ、名水百選「力水」となり、また、両関の仕込み水」となるとのこと。そして杜氏と造りへのこだわりとして、杜氏は社内で育成、醸造法も「独自に『低温長期醸造法』を開発」ということだ。秋田県を代表する酒蔵だ。

Ryokan Sake Brewery Jade Special Junmai

両関酒造 翠玉 特別純米酒

 

今回購入したのは、特別純米酒の翠玉だが、この日本酒は限定醸造酒ということ。あいば酒店のHPの紹介文には以下のようにある。

良質な秋田県産米を使用し非常に繊細で、芳醇でありながら上品な
特徴のある丸みを持った爽やかさのある特別純米酒です!
蔵元が試行錯誤し造り上げた至福の味わいです!
是非!お料理と供にお楽しみください!

・・・ということで楽しませてもらった。

Beautiful label

beautiful and tasty sake.

綺麗なラベル、お酒も綺麗に美味しい

 

緑の酒瓶に、ラベルも白地に緑の文字で翠玉と・・・いいねえ。夏に向けてこの涼やかなデザインがまずいいじゃないか。それをお気に入りの波佐見焼の徳利とぐい呑みで頂く。至福の時だ。

Sake to savor slowly

Drinking from Hasami pottery is delicious.

じっくり味わいたいお酒

お酒はほぼ無色透明。純米酒のどっしり感がある一方、味わいはスッキリしている。落ち着いて味わいながら飲みたいお酒だ。

 

生酒ではないので、あえてぬる燗で飲んでみてもいいのだろうが、素直に作り手のおすすめに従って冷やして頂いた。ぐい呑みからグビッと口に含み、口の中で転がして、その味わいと香りを楽しんだ・・・いいお酒だ。舌の上で感じる銘柄ごとに作り手ごとにもしかしたらその年毎に変わる味わい、そして鼻腔をくすぐるなんとも言えない香り。

ふわっと酔った時にさらに美味しく感じるあの味わい。いい酒は飲めば飲むほど美味しくなる。効用は逓減しないのが日本酒のいいところだw

ごちそうさまでした。

秋田清酒(秋田県大仙市)『刈穂 純米吟醸 六舟 サマーミスト』:これも美味しい夏の日本酒

夏というと、スッキリ軽いお酒を飲みたい・・・端的にはビールや酎ハイって感じなんだけど、そこはそれ、やはり日本酒だ!ということで今回選んだのは、Summer Mistというラベルの秋田清酒の「刈穂純米吟醸六舟」だ。

 

 

秋田清酒は大仙市にあり、HPによれば、創業は江戸末期ということ。経営理念は・・・

生活を豊かにする食文化の一翼を担っていることを自覚し、 価値ある商品を創り出す事によって社会貢献し、 よって会社の繁栄と社員の福祉と生活向上を実現します。

・・・ということだそうだ。刈穂を醸造している刈穂酒造は・・・

1913年(大正2年)、出羽鶴酒造の兄弟蔵として秋田県神宮寺町(現・大仙市)にて創業。「刈穂」の酒名は、百人一首の最初の歌としても知られている『秋の田のかりほの庵のとまをあらみ わが衣手は露にぬれつつ』に由来します。醸造される全ての酒が特定名称酒本醸造以上の日本酒)で、日本国内のみならず、アメリカやヨーロッパにも多くの銘柄が流通しています。

・・・ということで何やら複雑な業界構造のように見えてしまう。みんな事業を継続するのに工夫を凝らしているというところなのか・・・。

Japanese Sake made by Akita Pref.

秋田のお酒:刈穂 純米吟醸

刈穂は以前より知っていた。それこそ地酒を本格的に飲み始めた頃から知っていたと思うが、今回、六舟を選んだのは一にも二にもその一升瓶の色とラベルのデザインそしてSummer Mistというネーミングに惹かれたからだ。

Japanese Sake Kariho

六舟 サマーミスト

スッキリしたデザインが何ともいえない。そして爽やかだけど暑くなってきた梅雨入り前のこの季節・・・スッキリ美味しい酒を飲みたいぜ!という心をぐっと掴み取る。

Summer mist

six ships

スッキリ美味しい

実際、美味しく飲ませてもらった。ほぼ毎日、飲む時で2合程度飲んでしまうので、一升があっという間に空いてしまったのは言うまでもない。お気に入りのお酒の仲間入りだ。

 

 

こういうお酒を飲む時はやはりお気に入りの酒器で飲みたいもの。自分のお気に入りといえば、波佐見焼のこの徳利とぐい呑みだろう。波佐見焼の白とシンプルなデザインが何ともいいのだ。

Hasami Pottery Tokutori

Hasami ware drinking cups

波佐見焼の徳利とぐい呑み

これでぐいっとやるんだ。美味しいに決まっているじゃないか。

 

 

こういう美味しいお酒を飲むときには美味しい肴をちょいとだけ準備してそれをつまみながらそのつまみとのマリアージュを楽しみにながら、さらに美味しくなる酒を味わう・・・気がつくとほどよく酔っ払った自分がそこにいる。

こういう時の気持ちは、ふわっとしていてなんともいえない。そう、こういう気持ちのいい酔い心地の時、ここで止めておくのが通なのだw

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佐浦酒造店(宮城県塩竈市):浦霞純米辛口生酒・・・スッキリ、それでいて旨味が濃厚な一本です

30年前、自分にとっては最初の地酒ブームの頃から浦霞という銘柄は有名だった。当時は、生一本が代表銘柄だったが、その後、いろいろ出てきたようでHPを見ると、純米大吟醸から本醸造酒、そして季節ごとのお酒までいろいろ載っている。

 

www.urakasumi.com

佐浦酒造店のHPを見ると、その酒造りへの思いや考え方が書いてある。その中でも目を引いたのが、以下の文章。「品格のある酒」・・・いいねえ。品格。

浦霞の味わい ~品格のある酒~

弊社では、"品格のある酒"(Classic and Elegant)を目指しています。日本酒が持つほど良い米の旨み、味と香りの調和のとれた、まろやかで上品な味わいが特長です。飲み飽きのしない、ほのぼのとした酔い心地を食事とともにお楽しみ下さい。

 

江戸中期、1742年創業という伝統のある酒蔵が醸す浦霞。その中で今回飲ませてもらったのは、純米辛口生酒。買ったのは人形町の野沢酒店だったが、店内の冷蔵庫を覗いていた時、ラベルと瓶の緑が目について、浦霞では珍しいなと思い、購入。値段もそれほど高くなかった。

浦霞純米辛口生酒

浦霞純米辛口生酒

どうですか・・・このラベル。美しい。飲む前から美味しさが伝わってくるw

浦霞純米辛口生酒

宮城県塩竈市

浦霞純米辛口生酒
新版 厳選日本酒手帖

新版 厳選日本酒手帖

  • 作者:山本 洋子
  • 発売日: 2021/03/18
  • メディア: 単行本
 

「フレッシュな香り、ソフトで穏やかな米の旨味とともにキレの良い後味が感じられる、辛口純米酒の生酒です」とのこと。一口飲んで、「はい、その通りです!」とすぐに答えられる美味しさ。

 

利き猪口

綺麗なお酒

美味しいのはもちろんだが、自分の好みともばっちり合っていたということもあり、毎日、2合弱をいただきあっという間に一升を空けてしまうのではないかいうぐらいの勢いで飲んだ(まだかろうじて残っているけどw)。

Japanese SAKE

いいお酒です。おすすめ。

美味しいお刺身をつまみに、静かな夜、じっくりと飲みたい一本です。

おすすめ。

 

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河忠酒造(新潟県長岡市):ゆらぎ想天坊 1回火入れ純米酒・・・まがも農法による酒米で作られた味わい深い一本

想天坊は去年の暮に、じゃんげを飲んでいる。 美味しい、自分好みの一本だった。

mnoguti.hatenablog.com

今回出会った「ゆらぎ」も美味しい。農薬や化学肥料を使わないまがも農法による酒米の栽培が特徴で、一回火入れの純米酒だ。値段もお手頃だが、取扱店は限られているようで、人形町だと野沢酒店が該当する。

 

想天坊ゆらぎ

想天坊ゆらぎ

新潟の酒だけあって、基本は淡麗辛口だが、旨味がたっぷりだ。一口飲んで、「これは美味い!」と恐れ入ってしまった。

「甑蒸米」、「箱麹製法」に拘り、じっくりと時間をかけ醸した純米しぼりたて原酒に、杜氏がタイミングを見極め瓶詰め時に1回だけ火入れを行いました。HPより。

飲んでいると、杜氏や酒蔵の方の想いが伝わってくるようで大切に飲もうと思う・・・が、実際には美味しいのであっという間になくなってしまうのだ。

 

表ラベル

裏ラベル

まがも農法、1回火入れ純米酒

今回も1週間ぐらいで飲み終えてしまったのではないか。

いつもの波佐見焼の徳利とぐい呑みでぐいぐいと頂いた。

徳利とぐい呑み

ぐい呑み

味わい深い純米酒

ごちそうさまでした。

 

池月酒造(島根県邑智郡):誉 池月 純米 改良雄町 60 しぼりたて あらばしり 本生・・・辛口好きにはたまらない

今回は、珍しく島根県のお酒。邑智郡邑南町の酒蔵の一品だ。島根県と言えば、江の川が有名だが、邑南町は江の川の本流に流入する出羽川が近くを流れる。お店のHPには以下のようにある。

中国山地の中心広島県との県境に位置する自然回帰の里 島根県邑南町羽須美(はすみ)。
山の緑から生まれる酒造りに適した気候。
この気候の中で造り出される、地元産の酒米と天然の良質な湧き水を使用し醸造
これらに加え、杜氏・蔵人たちの日本酒の仕込みに懸ける気迫。
日本酒を愛するあなたに感動をお届けします。

 

地図を見ると中国山地の奥深い(と言ったら言い過ぎだろうか)山間にある土地だ。そこで醸された日本酒が池月酒造の誉 池月。その中でも今回はしぼりたてあらばしり本生純米酒だ。どのような味わい、風味なのだろうかと期待させる。

誉 池月

島根県のお酒:誉 池月

酒蔵の紹介のにはこうある。

はすみを流れる清流「江の川」と中国山地
この川は鮎が多数生息する澄んだ水質。山の木々から生まれる清涼な空気。
冬には50cmほどの積雪と寒冷な気候、夏も冷涼な気候は日本酒造りに適した環境。
きれいな水の川にしか生息しない、はすみの天然記念物「源氏蛍」。
この蛍が数多く見られるのも美しい自然の印。
その自然から造りだされる酒米と良質な湧き水を使い清酒醸造
蛍舞う自然回帰の里はすみで自然と共に伝え育った地酒「誉 池月」。

 

透明色の一升瓶、そこに青いラベルに金字で「誉 池月」の文字。そして今回は、純米酒。この手のお酒は吟醸酒を選ぶことが多く、当然、吟醸酒もラインナップにあるが、冷蔵庫にあったのはこの純米酒純米酒あらばしりはあまり飲んだことがなく、そこも期待させる。

誉 池月 純米 改良雄町 60

しぼりたて あらばしり 本生

誉 池月 純米 改良雄町 60 しぼりたて あらばしり 本生

早速、封を切って飲んだわけだが、しぼりたて純米酒、しかも生酒・・・飲みごたえあるねえ。美味しい。すっきりしている。そして存在感。重さは感じない、どちらかというと淡麗という感じか。すっきりまっすぐなお酒って感じだ。

 

吟醸酒とは違う、純米酒のおいしさ、飾り気のない日本酒という印象。かといって、スイスイ飲めるような軽い酒ではない。

ぐい呑みに注がれた誉池月

シンプルに酒そのものを味わいたい

ぐい呑みに注ぐと、ほぼ透明色だ。香りもそれほどきつくない。本当に飾り気がない、シンプルな日本酒だ。それをグイっと口に含み、口の中でじっくり味わう。酒の香りと味が広がる・・・美味しい。

改良雄町 60 しぼりたて あらばしり 本生

改良雄町 60 しぼりたて あらばしり 本生

今回は純米酒をいただいたが、他にも吟醸酒などいろいろあるようなので機会があったら、そちらも味わってみたいお酒です。

ごちそうさまでした。

 

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遠藤酒造場(長野県須坂市): 朝しぼり 出品貯蔵酒・・・くぅう強烈な飲みごたえ

久しぶりの日本酒のご紹介。信州は須坂市の酒蔵、遠藤酒造場の一押しの日本酒です・・・朝しぼり出品貯蔵酒

 

中軽井沢のツルヤのお酒コーナーに売っている。自分もそこで入手。新聞紙に包んであるところに何となく惹かれる。以前にも買ったことがあったかもしれないが、今回、その惹かれるままに購入。

濃厚なお酒が好きなら必ず飲むべし遠藤酒造場の大人気酒!

「朝しぼり 出品貯蔵酒」は、大好評の「渓流朝しぼり」のもろみを3日長く低温熟成させ、アルコール度を20%まで高め、朝しぼると同時に瓶詰めして即氷冷貯蔵いたしました。

日本酒の本来の旨み・甘み・酸味をバランスよく、最高の状態まで引き出した通に人気のお酒です。

酒蔵のHPには上のような紹介文がある。「濃厚なお酒が好きなら必ず飲むべし」とある通り、飲むとグッとくる日本酒だ。吟醸系の日本酒もいいが、こういうグッとくる酒もいい。

 朝しぼり出品貯蔵酒

遠藤酒造場の朝しぼり出品貯蔵酒

新聞に巻かれた包装は、ツルヤの棚でいつも目立っているのだが、これにもちゃんと意味があるということを今回確認。以下の通り。

無造作に新聞紙を巻いた包装に驚かれるかもしれませんが、これは、蔵出しにあたり、光を遮断し、外気温の変化にも対応させるためで、鑑評会に出品する最高の貯蔵管理方法です。

実は、お酒を大切に扱う田舎の伝統的な保管スタイルを踏襲しています。

蔵の意気込みを感じるというものではないか。

 

飲み口は、アルコール度数20度ということもあり、他ではなかなか味わえないグッとくる一口目。そしてそれを口の中で転がしながら味わい、喉の奥に落としていく。口の中、喉の奥まで使って味わう感じ。

朝しぼり出品貯蔵酒 ラベル

朝しぼり出品貯蔵酒 裏ラベル

アルコール度数20度!

がぶがぶ飲むというよりは、じっくり少しずつ味わいながら飲みたい酒だ。これに合うつまみは何だろうか。やはりこの酒に負けないよう味が濃いつまみがいいか。塩辛とかか。今回は、ブリの刺身とフルーツサラダという組み合わせだったが、もう少し考えてもよかったかもしれない。

グラスに注がれたところ

飲みごたえあり!

まだ残っているので、いろいろなつまみと合わせながら飲んでみたいと思う。

この飲みごたえは、しかし、だれでも美味しいというものでもないかもしれない。これを美味しいと言って飲めるのは、相当なのん兵衛ということかw

是非、多くの人に味わってもらいたい一品だ。

 

土田酒造(群馬県川場村):はつしぼり『 一 』、イニシャルR スペック2:これは!個性的なお酒です!!

群馬県の酒蔵、土田酒造さんのお酒。今回初めていただきました。いろいろびっくり@@!のお酒でした。

 

まずは土田酒造さん、群馬の川場村、僕は吾妻郡長野原町・・・かなり離れている。川場村沼田市のまだ北(日光が近い)、長野原は西側。同じ群馬でもなかなかいくことはないところにある酒蔵だ。

土田酒造の商品

土田酒造さん、群馬のお酒

下記のHPを見ると、HP自体の作りも力が入っているし、HPのコンテンツの作りも酒造りにかける気合が伝わってくる。歴史もある酒蔵で、いい酒も作っているのに、あまり有名ではない(と自分は思った)のが不思議なくらい。

www.homare.biz

今まで存在さえ知らなかったのだが、今回、とある人がfacebookに紹介している投稿を見て、早速購入してみた。

 

購入したのは、はつしぼり『 一 』、イニシャルR スペック2の2種類。両方とも飲んだ後に思ったのは・・・個性的だというもの。

はつしぼり『 一 』の紹介文・・・HPより

令和2酒造年度醸造

令和2酒造年度 最初の仕込みの”はつしぼり” "すぐ飲んで美味しい”に挑戦した1本です。

フレッシュなしぼりたてらしさを、とことん突き詰めて設計しました。
フレッシュで爽やかな甘みと酸味があり、 90%精米生もとの旨さを感じられる
土田酒造らしいしぼりたてに仕上がりました。

これからの季節ですと、あたたかい湯豆腐ややさしい出汁のおでんや茶わん蒸し。
お正月のおせち料理も好相性ですね。

冷やして美味しくお飲み頂けるように設定しております。
年末年始は、旬のはつしぼりで乾杯して頂けましたら幸いです。

はつしぼり『 一 』

はつしぼり『 一 』

はつしぼり『 一 』

はつしぼり『 一 』720ml

はつしぼり『 一 』、イニシャルR スペック2も飲んだ瞬間、グッとくるんだけど、重くない。重くないけど、それは軽いというわけでもない。こういう表現が適切なのかどうかわからないが、自分の飲んでの正直な感覚だ。不思議なお酒。

 

そしてイニシャルR スペック2の紹介文・・・HPより

R=Rebirth(再生)。
昨年発売と同時に即完売したイニシャルRが、スペック2になって再登場。

昨年とおなじく、土田酒造の酒母から採取した自社酵母『土田IDO酵母』にて醸造しました。
昨年との違いは、精米歩合

昨年は麹米90%掛米70%。今年は麹米も掛米もすべて90%精米で、昨年よりスッキリした飲み口になるよう挑戦いたしました。
ほとんど削らない精米歩合90%で、スッキリした旨味の余韻が響き渡ります。
昨年のイニシャルRのRは『Reverb』(残響)ことしのRもReverbの系譜を受け継ぎつつ、さらにスッキリ旨い酒に生まれ変わりました(Rebirth)!
オススメの飲み方は常温、お燗で、チーズ、魚の塩焼きなど塩味のもの、出汁の効いたお料理。
これからの時期はおでんなんかと合わせていただくと最高です♪

イニシャルR スペック2

イニシャルR スペック2

イニシャルR スペック2

イニシャルR スペック2

土田酒造さんのお酒、この他にもあるのでいろいろ飲んでみたいと思います。

いやぁ〜、群馬県は広い!

 

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月の井酒造店(茨城県大洗市):立春朝搾り令和3年2月3日純米吟醸生原酒をいただく

昨年は、人形町の野沢酒店さんで購入し、その日に入手し、飲んだのはその週末の大阪だった。

mnoguti.hatenablog.com

今年は、2月3日の立春の日ではなく、4日に入手。

いつもは野沢さんが3日の朝、月の井さんまで取りに行ってその日のうちに入手できるのだが、今年はCOVID-19により、配送となり、翌日の販売となり、我々の元に届くことになった。 

 

4日のお昼に取りにいったわけだが、その時、教えてもらったのが、月の井さん、今年は杜氏さんが変わって味がしっかりした辛口になったとのこと。昨年飲んだ時の味は疾うの昔に忘れているが、楽しみが一つ増えた。

www.meimonshu.jp

立春朝搾りは、全国の酒蔵で作られているがそれほど数があるわけではない。日本名門酒会のサイトで確認できるが、国内に1500以上ある蔵の中で朝搾りを作っているのは44蔵だけだ。その内の一つ、月の井さん*1立春朝搾りを去年に続き購入した。

 

縁起物のお酒なので、やはり夫婦揃って飲みたいもの・・・ということで週末まで待ち、土曜日の夜に開栓した。

立春朝搾り

令和3年の立春朝搾りは2月4日に入手

純米吟醸生原酒なので、若干白濁感があるようなないような。いい香りが鼻腔をくすぐる。そして味、確かにしっかり辛口、存在感がある純米吟醸生酒だ。

 

利き猪口に注ぎ、香りを楽しみ、そしてぐびっと飲む。口の中で再度広がる吟醸香、そして濃厚な酒の味・・・美味しい・・・けど、思いの外、重いのでぐいぐい飲むという感じではない。

月の井酒造

純米吟醸生原酒

月の井酒造純米吟醸生原酒

じっくり味わいながら飲みたい。ゆっくり味わいたいと思わせる酒。いい感じだ。一晩で全部飲み干すのは勿体無いということで、翌日分を残して冷蔵庫にしまった。翌日分と書いたがいつ飲むかは未定だ。急いで飲み終えることはないので、楽しみにしておこう。

辛口 美味しい 日本酒

辛口で美味しいお酒

月の井酒造さんは実は昨年、立春朝搾りをいただいた後、4月に純米吟醸無濾過生原酒を飲んでいた。これも美味しいお酒だった。

mnoguti.hatenablog.com

こちらもまた酒屋さんで出会ったらぜひ再度味わいたいと思う。

美味しい立春搾りをありがとうございました。

 

*1:月の井酒造さんのHPはこちら。

tsukinoi.co.jp