珍しく和歌山の酒蔵のお酒・・・九重雑賀さんのCOOL DOWN 雑賀 純米吟醸 Straightだ。蔵の名前・・・雑賀、和歌山で雑賀というと思い出すのは、雑賀孫一。HPによると、九重雑賀さんはその血筋にあたるらしい。
そしてこれもHP*1から仕入れた知識だが、和歌山はお寿司発祥の地とされているみたいだ。だから酢にはかなりの思い入れがある模様。この九重雑賀さんも元はお酢を作っていたとのこと(現在も作っている)。
日本酒は、お寿司に合うお酒を造りたいということから昭和初期から作り始めたらしい。しかも、杜氏さんを招かず、自社社員だけで醸造したということだ。すごい。
今回いただいたCOOL DOWN 雑賀 純米吟醸 Straightは、
暑い夏をクールに!
すいすい飲める原酒、アルコール度数12度夏のお酒にぴったりな、五百万石を原料米にしたアルコール度数12度の純米吟醸の原酒です。
度数は低いのですが、原酒で仕上げていますので、すっきりとした飲みやすさの中にもお米のうまみが感じられる、バランスの良さが特長です。暑い夏に、キリッと冷やして、クールに楽しんでいただく日本酒の原酒。
この想いを「クールダウン ストレート」というネーミングと、海をイメージしたラベルに込めました。(HPより)
・・・ということで夏にスイスイ飲めるお酒ということで、スイスイ頂いた。
この日本酒、蔵人のかなりの思い入れがあり作られたらしいことが以下の文章からも伝わってきます。
日本酒本来のうまさが味わえる
低アルコール日本酒を造りたい!これまでの低アルコール日本酒は、水を加えてアルコール度数を下げたものが多く、どうしても水っぽく薄い印象がありました。もっと日本酒本来の美味しさを味わえる低アルコール日本酒を造りたい!そんな想いから「クールダウン ストレート」の醸造がはじまりました。
低アルコール日本酒の造り方は、主に2通りあります。
1つは、水を加えてアルコール度数を下げる方法。もう 1 つが、アルコール度数が低い段階でもろみの発酵を止める方法です。原酒でアルコール度数を抑えることは簡単ではありません。当社では、発酵をコントロールするには高い醸造技術が必要になるため、試行錯誤を繰り返し独自の技法で醸すのがこの「クールダウン ストレート」です。
誕生から9年、昨年よりもさらに美味しく!をモットーに改良を重ね、今年も胸をはってお届けできる雑賀渾身の夏酒に仕上がりました。
キリッと冷やして爽やかで軽快な美味しさをお楽しみください。
さらにこちらの九重雑賀さん、いろいろ考えていらっしゃる。
原材料へのこだわりはもちろん、保存料・化学調味料不使用。さらにこちらの蔵では、 ユダヤ教徒が安心して食事ができるように「コーシャ認証」取得している。その心は、世界中のいろいろな方に、日本食の素晴らしさを知ってもらいたいということで努力されてもいます。
今回のCOOL DOWN 雑賀 純米吟醸 Straightは美味しかったのはもちろん、それならばとそれ以外の銘柄も飲んでみたいと思いました。