夏というと、スッキリ軽いお酒を飲みたい・・・端的にはビールや酎ハイって感じなんだけど、そこはそれ、やはり日本酒だ!ということで今回選んだのは、Summer Mistというラベルの秋田清酒の「刈穂純米吟醸六舟」だ。
秋田清酒は大仙市にあり、HPによれば、創業は江戸末期ということ。経営理念は・・・
生活を豊かにする食文化の一翼を担っていることを自覚し、 価値ある商品を創り出す事によって社会貢献し、 よって会社の繁栄と社員の福祉と生活向上を実現します。
・・・ということだそうだ。刈穂を醸造している刈穂酒造は・・・
1913年(大正2年)、出羽鶴酒造の兄弟蔵として秋田県神宮寺町(現・大仙市)にて創業。「刈穂」の酒名は、百人一首の最初の歌としても知られている『秋の田のかりほの庵のとまをあらみ わが衣手は露にぬれつつ』に由来します。醸造される全ての酒が特定名称酒(本醸造以上の日本酒)で、日本国内のみならず、アメリカやヨーロッパにも多くの銘柄が流通しています。
・・・ということで何やら複雑な業界構造のように見えてしまう。みんな事業を継続するのに工夫を凝らしているというところなのか・・・。
刈穂は以前より知っていた。それこそ地酒を本格的に飲み始めた頃から知っていたと思うが、今回、六舟を選んだのは一にも二にもその一升瓶の色とラベルのデザインそしてSummer Mistというネーミングに惹かれたからだ。
スッキリしたデザインが何ともいえない。そして爽やかだけど暑くなってきた梅雨入り前のこの季節・・・スッキリ美味しい酒を飲みたいぜ!という心をぐっと掴み取る。
実際、美味しく飲ませてもらった。ほぼ毎日、飲む時で2合程度飲んでしまうので、一升があっという間に空いてしまったのは言うまでもない。お気に入りのお酒の仲間入りだ。
こういうお酒を飲む時はやはりお気に入りの酒器で飲みたいもの。自分のお気に入りといえば、波佐見焼のこの徳利とぐい呑みだろう。波佐見焼の白とシンプルなデザインが何ともいいのだ。
これでぐいっとやるんだ。美味しいに決まっているじゃないか。
こういう美味しいお酒を飲むときには美味しい肴をちょいとだけ準備してそれをつまみながらそのつまみとのマリアージュを楽しみにながら、さらに美味しくなる酒を味わう・・・気がつくとほどよく酔っ払った自分がそこにいる。
こういう時の気持ちは、ふわっとしていてなんともいえない。そう、こういう気持ちのいい酔い心地の時、ここで止めておくのが通なのだw