久しぶりの日本酒のご紹介。信州は須坂市の酒蔵、遠藤酒造場の一押しの日本酒です・・・朝しぼり出品貯蔵酒。
中軽井沢のツルヤのお酒コーナーに売っている。自分もそこで入手。新聞紙に包んであるところに何となく惹かれる。以前にも買ったことがあったかもしれないが、今回、その惹かれるままに購入。
濃厚なお酒が好きなら必ず飲むべし遠藤酒造場の大人気酒!
「朝しぼり 出品貯蔵酒」は、大好評の「渓流朝しぼり」のもろみを3日長く低温熟成させ、アルコール度を20%まで高め、朝しぼると同時に瓶詰めして即氷冷貯蔵いたしました。
日本酒の本来の旨み・甘み・酸味をバランスよく、最高の状態まで引き出した通に人気のお酒です。
酒蔵のHPには上のような紹介文がある。「濃厚なお酒が好きなら必ず飲むべし」とある通り、飲むとグッとくる日本酒だ。吟醸系の日本酒もいいが、こういうグッとくる酒もいい。
新聞に巻かれた包装は、ツルヤの棚でいつも目立っているのだが、これにもちゃんと意味があるということを今回確認。以下の通り。
無造作に新聞紙を巻いた包装に驚かれるかもしれませんが、これは、蔵出しにあたり、光を遮断し、外気温の変化にも対応させるためで、鑑評会に出品する最高の貯蔵管理方法です。
実は、お酒を大切に扱う田舎の伝統的な保管スタイルを踏襲しています。
蔵の意気込みを感じるというものではないか。
飲み口は、アルコール度数20度ということもあり、他ではなかなか味わえないグッとくる一口目。そしてそれを口の中で転がしながら味わい、喉の奥に落としていく。口の中、喉の奥まで使って味わう感じ。
がぶがぶ飲むというよりは、じっくり少しずつ味わいながら飲みたい酒だ。これに合うつまみは何だろうか。やはりこの酒に負けないよう味が濃いつまみがいいか。塩辛とかか。今回は、ブリの刺身とフルーツサラダという組み合わせだったが、もう少し考えてもよかったかもしれない。
まだ残っているので、いろいろなつまみと合わせながら飲んでみたいと思う。
この飲みごたえは、しかし、だれでも美味しいというものでもないかもしれない。これを美味しいと言って飲めるのは、相当なのん兵衛ということかw
是非、多くの人に味わってもらいたい一品だ。