前回訪ねてからまだそれほど経っていなかったが、再度あの店の雰囲気と味を味わいたく、土曜日の午後、人形町から歩いていく。
店の佇まいはいつも同じ。歴史を感じる店構えだ。入り口から中を覗くとそれなりに混んでいる。席があるだろうかと恐る恐る引き戸を開けて、店内へ。空いている席は予約席か、果たして自分は座れるのかと奥に入って、スタッフに1名であることを告げると、奥まったテーブル席に案内される。
よし、今回も美味しいひと時を過ごすことができるということで、まずは生ビールから。この日のお通しは、厚揚げを煮たものだった。ごくごく飲んで喉を潤す。至福のひと時だ。
さて、つまみだが、今回は前回食べて美味しかった牛煮込みとコハダ酢から始める。牛煮込みはこれだけでお酒がどれだけ飲めるのかというたっぷりした量。これが美味しい。牛肉がほとんどだが、玉ねぎなども入っている。懐かしい味と言ってもいいかもしれない。
そしてコハダ酢はみますやの名物らしい・・・というか、東京の居酒屋の名物と言った方がいいだろうか。いい感じの〆加減で美味しい。
お酒が進むよ・・・というわけで、ビールから地酒に移る。この日は、磯自慢と田酒だった。両方とも昔から飲んでいる懐かしい味。いい日本酒だね。
今回もいただきました。桜肉の刺身。今回も赤身を頂いた。さっぱりしていて美味しい。ニンニクをたっぷり効かせた生姜醤油で食べるのが美味しい。次回は脂身を頼んでみようかと思っている。
次に頂いたのが、煮穴子。美味しい煮付けられた穴子が一匹分入っている。この煮汁が美味しい。牛の煮込みといい煮穴子といい、この味付けはご飯が欲しくなる味だ。
そして最後に頂いたのが、鶏の唐揚げ。これがまた揚げたて熱々で美味しかった。マヨネーズをたっぷりつけてかぶりつく・・・肉汁が口中に広がる。美味しいことこの上ない。やけど注意だけどね。
お酒も料理も堪能して、最後に頂いたのが、白鷹のお燗をいただく。灘の清酒で〆る。
今回も美味しくいただきました。
みますやのお勘定は、飲んだ席で行う。時間かかるけど、自席で行う。自分はそれをよく理解できておらず、帳場らしきところに持っていって、スタッフの動きの邪魔をした上、背負っていたバックがグラスを引っ掛けてしまい割ってしまった。初めて行く皆さん、お勘定終わるまで席を立ってはいけませんよ。
次回は何を食べて、飲もうか・・・今から楽しみ。
ごちそうさまでした。
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