千住で2番・・・大はし、だからではないが、今まで2度、店の前でUターンした。一度は、臨時休業、一度は定休日を確認せずいったら、定休日だった。これは縁がないのかとの思いが募る。店は北千住の駅から少し歩いたところにある。
間口は思ったより狭く、実は3度目の今回も店の前を行き過ぎてしまって戻ってくる始末。今回は、小雨交じりで天気が良くなかったので、運よくはいれたが、通常は開店時間後だとすぐには入れないとのことだった。
さて、店内は撮影禁止なので、酒や料理の写真はない。
今回、初めてで勝手が分からないので、まずは生ビールの小を頼む。お通しが出てくるが、お目当ての肉とうふも注文前に出てきた。まずはこれからと最初に出るのが普通になっているみたい。
ビールを飲みながら、肉とうふをつつく。肉とうふは、牛筋の煮込みに豆腐が入っている。牛筋が美味しいのはもちろんなのだが、一口食べて感じるとうふの美味しさ。これはいい。これなら何回でもお代わりできそう。だが、今回は、初めてということもあり、色々食べてみたいということで自重。
そして最初に頼んだつまみは、鯛の盛合せだ。金目鯛、尾長鯛、明石鯛、小鯛の4種盛。すでに盛ってあって冷蔵庫から出されるのだが、それでも美味しい新鮮な刺身。それに小松菜のおひたしを頼む。小松菜のおひたしは、好みで醤油をかけて食べる。シャキシャキとした歯ごたえが何とも言えない。
さて、お酒は、ビールから焼酎の梅割りへ。周りの常連さんは、ボトルでソーダ割セットを頼んでいる人が多かった。自分は要領がよくわからず、焼酎ください!って言ったら、梅割り?と聞かれたのでうなずいたまで。キンミヤの梅割りを今回は4杯ほどいただいた。帰りにお勘定する時、何杯まで飲めるのか聞いたら、大丈夫だと思ううちは出してくれるとのこと。お客さんは大丈夫そうだったからね・・・だって。
生ビールと梅割り4杯のお供になったのは以下の通り。
- 肉とうふ:これはシンプルで美味しい。何回でも頼みたい一品
- 鯛の盛合:金目鯛、尾長鯛、明石鯛、小鯛の4種盛、美味しい
- 小松菜のおひたし:シャキシャキ感がたまらない
- コハダ酢:これぞコハダ酢って感じ。いい感じの〆具合で美味い
- 漬けマグロ:いい感じの熟成感・・・甘さがたまらない
- 蝦蛄わさび:丸々とした蝦蛄をワサビ醤油でいただく
- あら煮:このあら煮は美味しかった。小骨が気にならなければぜひ!
- 蓮根と豚肉のはさみ揚げ:アツアツを食べられます
- 〆の肉とうふ:〆にも食べたくなったということで追加w
以上って感じ。
刺身、煮物、揚げ物などなどどのつまみも美味しかった。そして安い。庶民の味方、大衆居酒屋の鏡だ。大満足、絶対また来る。並んでもいいからまた来るって感じ。
店内は、太田さんの居酒屋百名山の番組にも出てくる親父さんとその息子さんだろうか、二人で注文をさばいている。奥には料理してくれる人がいるが、表は二人。親父さんは、もうだいぶ年齢がいっていると思うが、それを感じさせない軽快な動きで、肉とうふや焼酎を運ぶ。息子さんは、低音の響く声で注文にこたえてくれる。どちらも動きがテキパキしていて、店の雰囲気を作り出している。
そして常連さんたち。基本、カウンターは一人客がもくもくと飲んでお勘定して帰っていくが、中にはお隣さん同士、会話を弾ませる人もちらほら。私も横にいた初めての方と初めて同士ということで最後話したりしていた。
お店、お客、お酒、つまみと4拍子揃った居酒屋が、千住で2番の大はしだ。いまさらここで書くまでもないのだが、本当にいい店。もう少し近かったら毎日通いたい店であることは間違いない。
また行く日が今から楽しみw
ごちそうさまでした。