昨年の暮れ近くのオープンだったらしい・・・新大橋どおりを水天宮前の交差点から新大橋方面へ歩いて、野沢酒店さんの交差点の次の路地を覗き込むと向こうに大きく白い提灯が見えるようになった。ずーっと気になっていたのだが、先日、行ってみると居酒屋さんだった・・・呑舟之魚というネーミングも変わっているなと思い、入ってみることに。
この日はあいにくの天気で、時間も12時前だったが、すでにお昼をぱくついている人々が店内にはいた。メニューは限定的らしく、その日は鰈の唐揚げとブリ大根のどちらかだったが、すでに鰈の唐揚げは売り切れで自動的にブリ大根になった。
さほど時間を待たずに運ばれてきたのがこれ。主役のブリ大根のほか、このお店の売りであろう刺身、そして小鉢が付く。ご飯と汁物もおいしいそう。
ブリ大根は美味しいのが当たり前のように美味しくいただきました。自分が感心したのは、汁。これがうまかった。鰹出汁が十分聞いていて魚料理を売りにしている店なのだろうということが伝わってくる。そして温もりのある味だ。それから刺身。白身魚中心に一切れずつだが、これが良かった。一切れが厚めに切ってあり十分美味しさを味わえる切り身。白身が3種類とタコだったかがこの日。満足、満足。
日をおかず行ってみると、今度は金目鯛のあら煮定食。全体はこんな感じ。楽しみにしている刺身も前回と同じように色々盛られている。そうそう忘れていたが、刺身の種類など配膳されるときに全部説明してくれるのも嬉しい。
金目鯛のあら煮はこんな感じ。小ぶりの頭だが、十分美味しい味付けで骨までしゃぶりながらいただく。お昼から贅沢なおかずだ。こういう時は普段は苦手であまり手を出さない目玉周りも綺麗にいただく。そして胸ビレあたりの美味しい部分・・・食べていると金目鯛の金目鯛が出てくるところ・・・美味しいですね。
この日のお刺身はこんな感じ。鰆と鯛と何かだったか・・・もしかしたら全然違うかもしれないが、前回どおり厚めに切り分けられた切り身が嬉しい。刺身の味を十分堪能できる。嬉しいねえ。
ご飯は自分が訪れた時は、ご飯はいくら?が持ってあってこれだけでも一杯いただけちゃう。ちなみにご飯は普通のご飯茶碗なので少し物足りないかもしれないが、そこはお代わり自由みたいだ。
店内には夜のメニューが色々貼り出されてあって、それを見ていると夜もきたいと思わせる。値段はこの鮮度の刺身がお昼に供されるぐらいだから、夜も期待できて値段もリーゾナブルな感じ。ぜひ、今度は夜の部でお邪魔したいと思う。
ごちそうさまでした。