最近、とんかつ系のお店が身の回りで増えている。それは昔からあって自分が最近知ったお店から、最近開店したお店まで色々だ。そして今回、かつ丼の店だが、新しく知った。この店は最近開店したばかりのお店で早速行ってみた。
かつ丼専門店というのは蛎殻町に一軒あったなと思いつつ、その店への階段を上がる。店内は真新しく、それだけで気持ちがいい。中央に大きな卓があり、窓際に2人テーブルが2つほどあったと思う。奥にももう少しあったかもしれない。
メニューは専門店なのでかつ丼のみ。選択肢はロースかヒレかという2択だ。その他にはサイドメニューが少々と飲み物が少々。自分は、当然の如くロースかつ丼を注文。しばらく待って出てきたのがこちらだ。かつ丼と付け合わせの豚ヒレのつくねのお澄まし、キャベツの千切りだ。
かつ丼の頭はロースかつと玉子が別々になっている。だからロースかつの衣のカリカリ感を味わいながら、どん汁で味つけられたほぼ半熟の玉子が乗せられている。これがなかなか良かった。ロースかつの衣のカリッと感と玉子のトロット感と旨味が別々に味わうことも一緒に味わうこともでき、おいしさいろいろといった感じ。嬉しい工夫だ。
そしてお澄ましはあっさりした味付けでかつ丼を食べている途中で口をリセットさせてくれる。これも考えられていると思った。
そして大切なのがキャベツだ。これがまた良かった。かつ丼の旨味を引き立てるようなシンプルでさっぱりしたキャベツ。かつ丼をいかに美味しく食べてもらうか工夫されている。
素材のこだわりもすごい。パン粉、揚げ油、丼タレ、出汁、卵、豚、お澄ましのそれぞれにこだわりがある。これはお店に行って皆さんで確認してほしい。そして写真にも写っている丼もこだわりの丼だ。こだわりの塊なのだ。
ロースかつのボリュームも十分で、これ一杯で満足間違いなし、そして素材や丼までのこだわりがわかるとさらにおいしさが倍増する。
美味しいお昼ご飯となった。
ごちそうさまでした。