舞年の年末年始に楽しみにしているお酒の一つ・・・信州は諏訪のお酒・・・宮坂醸造*1さんの真澄の純米吟醸あらばしの樽酒*2だ。やはりこれを新年に飲むというのが楽しみの一つで今年も入手できたので楽しませていただいた。
この真澄は純米吟醸あらばしりは結構手に入るが、それの樽詰めはなかなか入手困難だ。なので、年1回はどうしても飲みたいお酒になる。このお酒のいいところ、お気に入りのところは、あらばしりの鮮烈さに樽香がなんとも言えないのだ。
これを飲むときはあまりつまみには拘らず、この純米吟醸あらばしり樽詰めだけをじっくり味わいたい。それだけお気に入りのお酒ということになるか。生原酒ということで、度数も17度あり、高めなので、空きっ腹に飲むと体に染み渡っていくのがよく分かる。
それがなんとも言えないのだ。冷やしたあらばしり樽詰めを口に含み、味わった後、胃の腑に落ちていく。その際、鼻腔から抜ける香りが何とも言えないし、胃のなかで徐々に染み渡っていくその時の感じ、そしてその後、徐々にアルコールが体内に周り、酔っていく感じ・・・至福のひとときだ。
今年はこの4合瓶1本だけだったが、十分味合わせてもらった。また2021年の新酒が出る秋冬が楽しみになるこの瞬間でした。
ご馳走様でした。次回も楽しみにしています。