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自宅から歩いて1分以内という超近場にある美味しい立呑みグリルバー「富士屋本店日本橋浜町」・・・今年のGW以来になるが、寄らせてもらった。
今回、三連休の初日ということで、混み具合が読みづらかったので無難に開店後間も無く行くことに・・・5時前だったので、流石に他にお客は外の席に1組いるだけで、店内は最初の客となった。その後も1時間ぐらいいたが、激混みまではならなった連休初日の富士屋本店日本橋浜町だった。
右奥のカウンターに陣取って改めて店内を見ると、知っているスタッフは一人だけで後は皆、おそらく初めてのスタッフではなかったかと思う。いつも思うが、あの狭い調理場で三人のスタッフが動き回るのはなかなか見応えがある。そこで手際よく作られていく料理がまた美味しいとくれば、スタッフの動きさえも酒のつまみになろうというもの。そこで最初に頼むのは定番の生ビールだ。
さて、料理。生ビールを飲みながら手書きメニューと睨めっこ。頼むのは大概4品になる。サラダ、冷たい料理、温かい料理、そして最後の主菜という具合。今回は、メリメロサラダ、メヒカリの燻製オイル漬け、タコのトリッパ・万願寺唐辛子のトマト煮、いくらと毛蟹のココット飯の4品を頼む。
まずは、メヒカリの燻製オイル漬けから・・・燻製の香りと味がほんのりと口中に広がる美味しい一品。メヒカリというとフリット、揚げ物でいただくことが多いが、今回は燻製の油漬け・・・これをいただきながらワインをちょいと飲むといい感じだ。
そのワイン、今回は、ボトルで変わったワインが飲みたいと所望したところ出してくれたのが、シェルソ・ネーロだった。最初はこのワンランク上だったが、予算オーバーでこちらに。最初は飲み口スッキリって感じだったが、時間が経つにつれて丸みが出てきて、なかなか美味しいワインだった。
2品目はメリメロサラダ。メリメロとはフランス語でごちゃ混ぜという意味だそうで、肉やサーモンがいろいろ載ってメリメロということなのだろう。野菜がたくさん取りたい人は、有機野菜のサラダもあるのでそちらがおすすめだ。
3品目の温かい料理、今回はトリッパを頼む。タコと万願寺唐辛子が入っている。トリッパとタコの歯応えが微妙でこれが美味しい。あとトマト煮だったのだが、このトマトソースが大変美味しく、パンを頼んで最後付けて食べたいと思ったのだった(実行はしなかった)。
ワインを飲みながら、そのワインのおいしさ、燻製の油漬け、メリメロサラダ、トリッパのトマト煮のおいしさにも満足、満足で気づいたら、最後の〆の料理となっていた。富士屋本店日本橋浜町ではココット飯が〆になることが多いのだが、今回のいくらと毛蟹のココット飯は初めての組み合わせ。
熱々に炊き上げられたココット鍋の蓋をとると真っ先に目に飛び込んできたのは鮮やかないくら。思わずおいしそうと声が出てしまった。それをさっくりと混ぜ、冷めないうちにパクパクといただく。嬉しかったのは中から銀杏が出てきたこと。季節を感じさせてくれるぜ!
今回、ほぼ半年ぶりの富士屋本店日本橋浜町だった。スタッフは馴染みの顔がほぼおらず、なんか寂しかったが、出てくる料理はいつもと同じ、どれも美味しい料理だった。ワインも美味しかった。これから冬に向けて美味しい食材が増えると料理もいろいろと新しいメニューが出てくるのだろう。楽しみ、楽しみ。次回はあまり間を空けずに伺いたいものだ。
ごちそうさまでした。