大門や浜松町方面あるいはちょっと離れて三田あたりでお昼過ぎに用事がある時は常に行くことを考えているのだが、これがなかなか実現しない。前回行った*1のは4年以上前だったか。その後も何回か訪れているが、ちょうど閉店のタイミングだったり、その前は臨時休業だったりして食べられなかった。そして今回・・・お店に着いたのは13時半ぐらい。無事営業中につけた安堵の気持ちw、店前に行列はなかったが、店内はほぼ満席だった。
天虎では、店前で女将が注文を聞きにきてくれる。席を差配してくれ、さらにご主人への注文もタイミングを考えているので、我々が着席するとそれほど待たずに丼が目の前に置かれる。
久々ということもあり、自分が天虎で頼むとしたらこれでしょうというメニューにした。ばり三五(大盛、味玉付)だ。それがこちら。
ちなみに天虎のメニューはこうなっている。六本木天鳳の流れを汲むので、基本はそれと同じ。最近は種類が増えたとみえ、担豚麺、豚ちゃん麺、つけめんあたりが自分にとっては新メニューか。次回はこちらのどれかを頼んでみようかと密かに思う。
カウンター奥から2番目の席で出されたラーメン・・・まずは天地返しで麺を上にしてその茹で上がりの表情と香りを楽しむ。これだよね。美味しそうだ。そして麺を啜る前にスープを一口・・・鰹出汁が程よく効いた豚骨醤油味・・・味が濃いがどこかマイルドで美味しい。
天地返しした麺の下には、これらのトッピングが隠されているわけだが、麺をわしわし食べるとき、これらのトッピングも一緒に味わう。やはり刻みネギとメンマ、チャーシューはなくてはならない。それにほうれん草が加わる。味玉は程よい半熟加減が嬉しい。濃いスープと黄身の甘さが混じり合い美味しいのだ。
何年かぶりに食べたばり三五はやはりばり三五だった。スープの味がまろやかで鰹出汁が効いていて、そのスープと麺を一緒に啜るときの美味しさは何とも言えない。そこにメンマの歯応え、刻みネギの清涼感がアクセントを与える。
麺などを完食し、スープを完飲するまでに10分と少々だろうか。あっという間だった。次回はいつ来られるか分からないのだから、もう少し時間をかけてじっくり食べればいいものを、ガツガツあっという間に食べてしまう。それほど美味いということなのだ。
さて、いつになるか分からないが、次回、食べることができたらつけめんでも食べてみようか、それとも担豚麺か豚ちゃん麺か・・・何を食べるか楽しみに思いながらお勘定を済ませ、店を出たのでした。
ごちそうさまでした。