前回行ってから2ヶ月か3ヶ月経つであろうか。久しぶりの天鳳だ。
いつものように青山で用事があり、それが済んだ後、6時過ぎに伺う。店内は一時期に比べて食べている人が多い。いい感じで入れ替わり立ち替わりで程よく混んでいる。
自分はカウンター一番奥の席に陣取り、バイトくんに「めんばり大盛」と静かに一言。そして運ばれてきた水を静かに飲む。しばらく待って出てくるのがこちら。いつも変わらず美味しそうな香りと麺、スープの色だ。
自分はスープや麺をいただく前に麺を上に持ち上げ、全体をひっくり返す・・・天地返しwを行う。これでスープが麺に満遍なく絡むのだと小さい時に親に教えられ、それからの習慣だ。この時、湯気と一緒に香りが立ち上るのだが、その時、鼻口をくすぐるめんばりのあの香りが堪らなく好きだ。
そして今回、注目したいのは、チャーシューとメンマと刻みネギの脇役三銃士。めんばりが美味しいのはこの脇役三銃士がしっかりしているからだといえる。
チャーシューは脂身の少ない肩ロースあたりだろうか。歯ごたえとともにシンプルな味がめんばりのしょっぱさや脂っこさにはちょうどいい。そしてメンマだが、これもさっぱり系で脂っこさとの調和がいい。刻み葱も同じだ。この脇役三銃士は天鳳のめんばり大盛にはなくてはならない存在。
この脇役三銃士あってこその、西山製麺の麺だし、ドラム缶スープなのだ。この麺をワシワシ食べる時の美味しさ、そしてスープを飲む時の幸福感・・・今回も満足してお店を後にしただった。
ごちそうさまでした。