西山製麺の麺といえば、札幌ラーメンを代表する麺だろう。六本木天鳳も西山製麺の麺を使っている。自分も生麺を購入して自宅で食べたことが何度もある。自宅で作るときも当然麺の茹で上がりは硬麺だ。西山製麺の麺には硬麺が似合うのだ。
その西山製麺から、熟成乾麺のインスタントラーメンが発売されていた。スーパーでたまたま見つけたものだが、醤油味と味噌味があったので両方購入。
早速食べてみた。HPにも紹介されていた。
下は出来上がりの写真。上段が味噌味、下段が醤油味だ。
この熟成乾麺の特徴は、茹で時間が長いことだろう。6分半から7分、中火から弱火で茹でる。普通は4分前後が多いと思うが、さらに2分〜3分長いという、しかも中火か弱火ということで水加減が難しいなというのが第一印象。
料理してみて分かったのは、水加減は普通のラーメンと同じと考えていいみたいだ(野菜からも出てくるからだと思う)。その水加減で作ったのが下の醤油味のラーメン。
具材は、味噌も醤油も同じ。その日の冷蔵庫に入っている、キャベツ、にんじん、玉ねぎ、椎茸、えのき、しめじ、ウインナなどを適量入れ、出来上がりの2分半前に玉子を落とし、火を通して出来上がりだ。失敗することはまずない。そして野菜の旨みなども出て、美味しく仕上がる。
もう一つの味噌味も調理してみた。少し水を多めに入れてみたら、出来上がりもスープが多めになってしまった。元々味がしっかりしている西山製麺のスープなので、少しぐらい水の量が多くても味は問題ないのだが、濃いコッテリ系を好む人は注意した方がいいかも。
熟成乾麺で茹で時間が長いだけあってちょっと心配になるのだが、出来上がりは、いつも食べている西山製麺の硬めのラーメンの感じが出ている。全く同じというわけには行かないが、十分美味しいラーメンに仕上がる。醤油も味噌も美味しくいただいた。
Amazonや楽天市場などネットで購入できる。西山製麺のHPにもオンラインショップがあるのでそこからも購入できる。便利な世の中になったものだ。
ごちそうさまでした。