日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

Quality Economic Analyses Produces Winning Markets

2008年の目標:目標を変える時期か?

このエントリーは昨年の7月に書きとめた記事だ(最初のエントリー名は単に「目標を変える時期か?」だった)。

当時は今とは違う感覚ではなかったか。そこで1行だけ書いたのが、以下の文章。

「もう粗利を目標にする立場ではなくなったのかもしれない。」

現状の心境はというと、このときとは違った意味で、粗利を目標にすべきではないと考えるようになった。

自分の研究を中心に持ってくるべきではないか、それが長い目で見たとき、組織のためにもプラスになるのではないかと考えている。経済学、特にミクロ経済学や産業組織論を基礎に、その応用としての企業戦略分析やマーケティングに関する研究を進め、単なる粗利による貢献から仕事の質の面での貢献に重心を移すということだ。

これを進めるには、基礎の基礎として、ゲーム論やネットワーク理論あるいは計量経済学をさらに洗練する必要があろうと思う。そのように考える時、自分で大学院に戻る意義もよりはっきりしてくるのではなかろうか。さらに見方を広げる一つの機会として、証券アナリストの資格取得も目指す。

面白い事をしたいし、そんなに急いでもしょうがないというのが最近の心境(何を急いでいたのか?というのも今となってしまっては謎。)。「急がば回れ」で行こうと思う。それが結局は近道になるのではないかと思う自分が2008年の年頭にいる。

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