日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

Quality Economic Analyses Produces Winning Markets

仕事からの教え

いろはのへ:モデルの限界と有用性

モデルはあくまでもモデルである。 プラモデルもマクロ経済モデルも一般均衡モデルも部分均衡モデルもみんな共通しているのは、現実の世界のある一部を切り取ったものだということ。だから、現実を説明するモデルには限界がある。 タミヤ 1/700 ウォーターラ…

最近、本をめっきり読まなくなった

実は最近何冊か本を購入した。 久しぶりにちょっとした購入だ・・・昔はよく5、6冊のまとめ買いはよくやったものだが、最近は本自体を購入しなくなった。 一時期、Amazon Kindleで購入すると結構ポイントくれたりやすかったりで購入していた時期もあったが、…

2016年度の大みそか:今年度もお疲れ様でしたし、来年度はどうしましょう

写真は今朝の桜・・・ほぼ見ごろを迎えつつあります。 今年はもっと早く咲いて今頃は散り始めているのではないかと思っていましたが、その後、寒い日が多く、満開は週明けでしょうか。天気が良ければ、この週末は最高のお花見日和となるところですが、どうで…

デューデリジェンスを知り、応用する

複雑な事象を解きほぐし、その複雑さ、わからなさの原因を明らかにするためには、それを整理する体系的な知識が必要だが、その体系的な知識の整理をどのレベルで実施し、活用するかは問われる問いの複雑さに寄るのかと最近思う。 これまでは、どちらかという…

嵐は過ぎつつあるのか?

久しぶりの忙しさだった昨年末からここまで*1。 徹夜すること数回・・・朝は9時前から夜は10時過ぎはざら*2。 仕事の回し方、割り振り方でもう少しどうにかなったのか?と自問しても答えはおそらく「ノー」。少なくとも自分の周りは皆同じような状況だった。…

いろはのほ:やらされているうちは一流にはなれない

言われていることだけをやっているようではだめ ぺんてる シャープペン オレンズメタルグリップ 0.2mm ブラック XPP1002G-A 出版社/メーカー: ぺんてる メディア: オフィス用品 この商品を含むブログ (1件) を見る 言われていることより少しだけ広い範囲をや…

いろはのに:客観的評価と当事者意識

調査や研究は客観的であることが必要だ(と思う)が、当時に、当事者意識を持つことも必要だと思う。結果に対しては客観的に、目的については当事者意識を持ってというところだろう。 +d ニンジャピン 15ヶ入り クリアー D-331-CL 出版社/メーカー: アッシュ…

最高に忙しい年の暮れ・・・理由は?

2016年も後わずか・・・我々の働く日は今日、明日の二日・・・しかし、今年は忙しい。目の回るような忙しさだ@@! なぜこうなったのかというと、理由は二つ。 モチモノ 滑らない 定規 ピタットルーラー 15cm ネイビー 出版社/メーカー: mochimono メディア…

いろはのは:スキル(方法論といってもいいか?)

なぜあなたは論文が書けないのか? 作者: 佐藤雅昭 出版社/メーカー: メディカルレビュー社 発売日: 2016/07/08 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (4件) を見る スキルとは、何か? ズバリ、我々の武器である。 そのスキルには大きく分けて2種類ある。 …

いろはのろ:分析的仕事と記述的仕事

我々の仕事は、世の中の一見複雑な事象を分類整理して、それをある理論*1にそって再構築したとき、何が見えるかってことです。 もう一つ、取材記事、例えば、商品紹介や海外事例の提供などの場合は、What's newがあるかないかがポイントですね。記事自体は、…

いろはのい:研究事始め

自分らのやっていることって、文献調査、インタビュー調査、アンケート調査でいろいろ情報を集めて、それを分析してアウトプットとして、記事を書いたり、論文を書いたり、報告書を作成したりすること。 どのアウトプットの形を取るにしろ、それを作成する目…

仕事は楽しく!

今日、飲んでいて気づいたこと。 赤黒なんてのは上の人間が考えればいいことだ。 そんなことより俺たちゃ、楽しく仕事することを考えることが大切だ。 楽しく仕事する・・・それだけ。

変化に対してどう対応するか?

先日、次の記事を書いた。 mnoguti.hatenablog.com 出発点としてはすったもんだしてるけど 要は 今回のことで 自分らが問われているのは 自分の将来を自ら考える機会を与えられ 将来を具体的に設計する機会を与えられたとき 各自が「今ある課題」をどのよう…

いろいろあるけど・・・

任されたんだということを重く考えるべきだと思う。 主体的に考える・・・自分たちで作っていくということだろう。 上の人はそれをアシストしてくれるはず。 そうでない時はこちらも覚悟を決めよう。 今は大切だけど、先もあることを考えて短絡的に考えるの…

忙しい一日

29日は忙しい一日だった。 しばらく続くのだろうが、明日からはランを再開できそう。 少しずつ戻していくことを考えよう。 走ることにしろ、仕事にしろ、趣味にしろ、自分にはマネジメント力がないということを痛感させられる毎日。 思いっきり忙しいときと…

最近の忙しさは?・・・動いているって感じ

1年前とは全く違う世界だ。 パーツの一つが変わるだけでこれだけ変わるのか!という信じられない経験をさせてもらった。これをしっかり自分たちのものにしないといけないと最近は感じている。 あるパーツがハマって以来、去年まで自分たちに対し根拠のないダ…

イチローの言うことは深いねえ

いつの間にか日本のプロ野球も始まっていた。そしてアメリカの大リーグも。イチローはレギュラーというわけではないがメジャーリーグで今年もプレーしている。 そのイチローのインタビュー。野球人の稲葉氏との絡みだったので、その特徴がより鮮明に出たのか…

2015年度の大晦日:1年を振り返りつつ来年度を考える

今年度も本日で終了。明日からは2016年度が始まる。つまり今日は4月始まりの会計年度を採用する企業にとってはある意味大晦日・・・ということで、2015年度はどういう1年だったのかを簡単に振り返っておこう。 会社自体は、2年連続の赤字で迎えた2015年度、…

緊張感のある年度末

このブログを始めた頃・・・2004年、2005年頃は毎年この頃になると年度末が迫る中、あり得ない仕事を前にして最後のあがきをする時期だった*1。 何しろあの時期、2000年代の数年は、恒例のように年度最後の3日間はほぼ徹夜・・・そして最後の報告書を仕上げ…

楽しくなければ研究じゃない!研究は楽しくやろう!

元旦の投稿では、「研究は、少しでもこのブログに記事を書けるように」と書き、その脚注で・・・ 今年は、リスタート。最近、あまり活発でないように見えるICT産業に関する経済分析を自分なりに考えていきたいと思います。取り急ぎはマーケットデザイン、特…

Macでテープ起こし:CausalTranscriberが便利らしい

Macのキーボードの打感が好きでなるべくMacで仕事をしたいと思っているけど、実は長年使ってきたWindowsとそのキーボードやらマウスの感覚がMacとはだいぶ違うのでそれが気になっている。パワーポイントなどでマウスを使ってポンチ絵を作る時など細かい作業…

必要なものは続く、そうでないものは・・・

最初は必要があってはじめられるプロジェクト。どのような理由であれ、そうでないものはないであろう。そしてその必要性は継続的に続く場合もあるし、1年で終わる場合もある。 1年で終わる場合はまた違う提案・・・関連する場合もあるし、全く新しい場合もあ…

チームとしての仕事:ご意見お願いしますという一言を活かすには

仕事が立て込んでくると自分のことで精一杯なのは誰でも同じだ。 そういう時こそ回りの協力が必要になる。当然、自分も協力する。 でも忙しいとなかなかそれを実行できない。 例えば、年度末などは普通なら到底受けられないほどの仕事の量をこなさなければい…

大きな曲がり角

情報通信産業は大きな曲がり角。 自分の周りも大きな曲がり角。 新しい状況にいかに対応していくかが課題。 既存のシンクタンクみたいな旧型のコンテンツビジネスはその古さ故に今苦しんでいる。 インターネットの出現が決定的だ。 コンテンツ産業におけるイ…

「等」の使い方?

2007年1月の記事に「『等』の使い方」という短い記事がある。 mnoguti.hatenablog.comまだ研究員として駆け出しだったころ、「等」の使い方で誰かに注意され、それから結構悩んだ記憶がある。そして月日は流れ2007年に「等」の使い方に疑問を抱くようなこと…

スケジュール管理をシステム手帳に戻してみた

2011年ごろからシステム手帳を止めて、Googleカレンダーを使っていたんだけど、2014年度から元のシステム手帳に戻すことにした。techo20140424.jpgGoogleカレンダーはクラウドなのでどこからでもチェックできるから便利なんだけど、どうも書き込みを忘れがち…

すべてのことに無駄はない

すべてのことに無駄はない・・・無駄はその人が無駄と思ってしまうことによって生ずる。それはその人の限界であり、そこの考えかたを変えて意識して活用できるようになると、その人の幅も広がり周りもハッッピーになる。世の中にはいろいろな考え方があって…

好物は最後にとっておきますか?最初に食べますか?仕事ではどうですか?

あなたは食事をするとき、自分の好物は最初に食べる方だろうか、それとも最後に取っておく方だろうか?僕は自分の好きなものは最後に取っておく方だ。なぜか?もったいないって思っちゃうんだな。それじゃあ、雑誌の記事はどうだろうか?何冊か読みたい本が…

年頭のあいさつに思う:次の時代をどう捉え、何をするか

1月4日は多くの会社で午前中に社長から年頭のあいさつが行われる。それはわが社も同じ。今年の話は2つあった。1つは干支にちなんだ話。もうひとつは箱根駅伝からの教訓の話。まずは干支にちなんだ話から、今年は十干十二支では壬辰だそうで、この漢字自体…

我々の仕事は「なぜ」の繰り返し

「なぜ」は最低3回は繰り返しなさいと言われたものだ。学問、研究は一生のものだから、実は「なぜ」は一生繰り返されているというのが実態だろう。「なぜ」というシンプルな言葉はそのシンプルさゆえに強力な味方となってくれる。最初はシンプルな疑問と思…