日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

Quality Economic Analyses Produces Winning Markets

2016年度の大みそか:今年度もお疲れ様でしたし、来年度はどうしましょう

写真は今朝の桜・・・ほぼ見ごろを迎えつつあります。

今年はもっと早く咲いて今頃は散り始めているのではないかと思っていましたが、その後、寒い日が多く、満開は週明けでしょうか。天気が良ければ、この週末は最高のお花見日和となるところですが、どうでしょうか。

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ところで、本日はプレミアムフライデーでかつ2016年度の大みそかということで、新年度を迎えるにあたって気持ちも心もすっきりということでいろいろなプロジェクトが終了します。

今年度1年を振り返ってみると、前半は無難に過ぎていきましたが、後半は過酷な世界が待っていました。徹夜もさせてもらいましたし、午前3時の帰宅も何度となく、午前2時閉店の日高屋さんに午前1時過ぎに入り、肉野菜炒めを食べて、帰宅するとか。よく身体が持ったと思います。

今年、一番の収穫はと言えば、やはり統計についていろいろ勉強できたことでしょうか。統計調査を行い、そのデータで現実をとらえることの大切さを改めて考えさせられました。情報を提供する側の事情、利用する側の要求、その間でベストエフォートで調査を実施せざるを得ない現実・・・どうすればいいんだって感じですね。

データ分析が重要視されるのはいいですが、手段(調査メディア?)としてWebが使えるようになったことで、コストが劇的に安くなり、今までできなかった調査ができる=調査本数が増える=回答者の負担が増えるということで、データは取れるようになったものの、それが逆に負の側面として表れている・・・などなどデータを使った分析を重視する手前、今後考えなければいけないと思わずにはいられませんでした。

さて、来年度はというと、どうなんでしょうねえ。またいろいろありそうですが、できる範囲内で一つ何かに挑戦してみようかと考えています。今考えているのはこちらです。

 空間経済学・・・ビッグデータ、IoT、AIの時代、位置情報とそれに基づいた人間行動の分析がいろいろな側面で必要とされてくるのではないかということで、50過ぎの手習いですが、ちょっとばかしかじってみようと思います。

〈サピエンティア〉空間経済学

〈サピエンティア〉空間経済学

 

 GIS(地理空間システム)なども整備され、地図情報と他の経済変数やマーケティングデータを組合わせることで今までにない分析ができるのではないかと期待させてくれる。オープンデータが実現されつつある時代でもあり、いろいろなデータ分析を試してみるのにいい時期なのではないだろうか。

・・・ということで、来年度はまた新たにデータや統計についていろいろやってみようと思うのでした。

2016年度はお疲れ様でした。

2017年度もよろしくお願いいたします。

[オープンデータ+QGIS] 統計・防災・環境情報がひと目でわかる地図の作り方

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空間統計学: 自然科学から人文・社会科学まで (統計ライブラリー)

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