※本ブログおよび掲載記事は、Google、Amazon、楽天市場のアフィリエイト広告を利用しています。
渋谷での仕事を無事終了し、やれやれと思いながら向かうのは渋谷道玄坂のあの店だ。そう、すっかり定番化した、鳥竹総本店。前回はカツ丼にびっくりしたのだった。今回で7回目ぐらいになるが、いつも美味しく満足させてくれる。
いつもは4時過ぎに来ることが多いが、この日は4時前に着いた。空いてるかなと思い、自動ドアを開け、中に入ると、ありゃま!この時間でカウンターが一杯!!・・・ということで待ちかと思ったが、中程のカウンターが一席空いていた。この時間から集う飲兵衛たちに敬意を表しながら、席につく。そして頼むはいつものやつ、白ホッピーをセットで!
この日のお通しは筍の味噌和えだった。酒が進むやつだ。頼んだのは、串を4本と〆の丼。
まずは串から。鳥竹の読めないところはその焼鳥が出てくるペースと順番だ。自分の経験上、大概の店には出てくる順番というか傾向がある。塩味から出てくるとか、一番の推しから出てくるとか、時間がそれなりにかかるとか逆にすぐ出てくるとかあるんだけど、ここにはそれがないみたいだ。
時間がかかって一度に出てきたり、すぐに一本ずつ出てきたり、タレ味から出てきたり・・・バラバラって感じ。だから行くたびに今日は何から食べられるのかとその日の1本目が出てくるのを待つのが半分楽しみでもある。
今回は、皮タレから出てきた。最初は塩で食べていたが、タレの味を覚えてから、鳥竹ではほとんどタレ味で食べている。タレが染みて、皮が柔らかく焼けているのだが、その食感がなんともいえない。そしてタレの甘みが皮の味によく合う。
続いての2本は、合鴨と砂肝だ。砂肝は以前食べた時、そのおいしさにびっくりしたのだった。その時の感動をもう一度ということで頼んだ。合鴨は、本日のお勤めご苦労様ということでご褒美的に頼む。これも合鴨の味がしっかりして塩味がそれを引き立てる。美味しい1本だった。
そして焼鳥の最後は、ナンコツだ。これもタレ味。実はナンコツタレ味は山椒をかけて食べることを勧められていたが、テーブルに山椒がなかったので試していなかったのだった。頼めば出してもらえるということが分かったので次回、山椒タレ味でナンコツを食べてみようと思う。
あっという間の美味しいひと時もこの日の〆の丼を食べる時が来てしまった。今回頼んだのは、キジ丼。鶏胸肉をタレで焼いて、丼ご飯の上に海苔に重ねてもの。
どうだい!このおいしそうな焼き色。胸肉だから柔らかい。そしてタレとよく合っている。下に敷いてある海苔の一味がまたたまらないのだった。
丼には必ずスープがつくが、このスープがあっさりで美味しい。実はこのスープを飲みたくて最後の〆の丼を頼んでいるのではないかと思わないでもない。
今回のキジ丼も美味しくいただいた。胸肉の柔らかさ、海苔の風味、タレの味、そしてご飯・・・それぞれが美味しさを出して一つの丼の世界を作り上げている。美味しい丼なのだった。
4時前に入ってから小一時間のあっという間の美味しい時間だった。今回、ホッピーはセットでもらった後、中を3杯分もらった。食べ物は焼鳥4本にキジ丼だった。
いい感じで混んでいる店でのお疲れのひと時、今回も満足してお店を後にした。
ごちそうさまでした。