日本橋にあった宇田川が蛎殻町で復活したのは、ほぼ1年前になる。ついこの前までお持ち帰り専門のカツサンドが美味しいお店として認識していた(カツサンド以外ももちろん美味しい)。
そうしたらいつの間にかその横に小さいイートインの店を出しているではないか。食べログによるとオープンは6月末だった模様。ならば、店の客あしらいも落ち着いたものになっているだろうと思い、今回お邪魔してきた。11時開店なので、その直後に引き戸を開けた。
店内はカウンターが6席と入り口右側にテーブル席が4人掛けが1つある。全部で10人入れば満席という規模だ。
メニューは、トンカツを中心に、トンテキ、チキンソテー、海老ふらいが定食で食べられる。それらは一品料理としても食べられて、その他に野菜やガーリックライスなども揃う。ゆっくりと食べたい人向けには、8000円からのコース料理も用意してある。
さて、今回は、初めてということもあり、やはりトンカツをいただくことにした。ロースカツ定食ととんかつ定食があるが、220グラムのロースカツ定食を選択。
しばらく待って目の前に出てきたのがこちらのロースカツ。220グラムあるので、普通のとんかつより一回り大きい感じだ。そして切り口から覗く肉の感じが、ピンク色でいい感じの火の通り具合であることが一目でわかる。
さて、何をつけて食べるか。カウンターには、特製ソース、ウスターソース、藻塩、生胡椒の塩漬け(これは小皿で持ってきてくれる)、からしなどが並べてあり、自由に選べる。自分は、まず藻塩でいただいた。肉の甘みが口の中に広がる。次は特製ソースをかける。フルーティなソースの味、なかなかいいではないか。そのソースをかけたカツにはからしを多めにつけていただく。ロースカツの甘みとソースの酸味と甘味、そしてからしの風味・・・これが口の中で広がっていく。これぞロースカツという味わい・・・美味い。
今回、ロースカツの写真しか撮り忘れたが、当然、ご飯、しじみ汁が付く。やはりカツはご飯とよく合う。美味しいロースカツでご飯をあっという間に食べ切ってしまったのは言うまでもない。
持ち帰りもいいが、やはり定食はイートインで食べたい。今回はロースカツ定食をいただいたので、次回はカツ丼をいただいてみようと思う。
ごちそうさまでした。