この日は出だしが遅くなったこともあり、たまには自宅の近所でお昼を食べようということで、浜町は明治座の反対側の路地を入ったところにある魚とらに行ってみました。
12時ごろに伺ったので、並ぶことを覚悟して行きましたが、店前には誰もおらず、これは珍しいと店内を覗くと席が空いていたので、速攻入店。言われた入口のところのテーブルに座り、メニューを眺め、刺身定食か煮魚か迷いましたが、この日は煮魚のお腹ということで銀ダラの煮付けをお願いすることにしました。
しばらく待って出てきたのこちらの煮魚定食で、しばらくぶりに来たのでいつからか分からないのですが、だし巻き玉子焼きがついていてこれにびっくり。あとは以前と変わらず、主役の銀ダラの煮付け、香の物が2種類、味噌汁にご飯という定食。
この日の銀ダラの煮付けはこれでもか!ってぐらい黒く煮付けられていて、これほどまでよく染みている煮魚は初めてだってことで食べるのが楽しみでした。
さて、だし巻き玉子・・・以前はなかったと記憶してますが、いつからつくようになったのでしょうか。若干、値段が上がっているようなので、それでかな・・・などと考えながら一口食べましたが、これが大人の味です。甘みはあまりなく、たまごのおいしさを味わえる大人のだし巻き玉子焼きでした。美味しかった。
主役の銀ダラの煮付けは、どう食べようかと考えましたが、結局、煮付けなので身をほぐして、煮汁をたくさん纏わせて、ご飯の上に載せて食べることにしました。そこでまずは身をほぐすことにして、小骨を取りながら身をほぐして行きます。
すっかりほぐしたら、煮汁も含めて全てをご飯の上に載せて、出来上がり。煮魚を食べる時はほぼこのようにご飯に載せて食べます。銀ダラの煮付けの甘辛い煮汁とご飯がベストマッチ!美味しいと思わず言葉が出てしまうぐらいでした。
煮魚のほぐし身と煮汁をご飯にたっぷりかけてゆっくり食べる・・・至福の時間とはこのようなことをいうのでしょう。
今回も美味しいお昼のひと時をありがとうございました。
また寄らせてもらいます。