善光寺ご開帳に行ったとき、お昼ご飯を食べようと、長野なら蕎麦だろうと、しかし、探し回ってもどの蕎麦屋も長蛇の列か、品切れで閉店だった。そんな中、ビルの2Fの奥まったところにあったこちらのお店が空いていて無事お昼を食べられた。
戸隠蕎麦ということで、信州そばの中でも戸隠と具体的な地名のついた蕎麦は初めて食べるかもしれないと思いながら、リーズナブルなセットメニューを注文。戸隠蕎麦のもりそばとかき揚げ丼だ。
すでにお昼時を回っており、店内は数組の先客がいる程度。ゆっくりと食べられるということで、しばらく待つと運ばれてきたのが、こちら。想像していたよりずっと量が多い。これは質より量かな・・・と思いながら蕎麦を食べ、かき揚げ丼を頬張る。どこも満員で入れなかったのに、ここは空いていて、普通に美味しい。これはついていたと思い、味わいながら食べる。
蕎麦は、しっかり冷たく〆てあって、歯応え、舌触り、喉越しがよい。さすが戸隠蕎麦といったところか。蕎麦つゆも自分好みだったので余計美味しく感じたのだと思う。
そしてかき揚げ丼。これもやはり丼つゆの味が自分の好みの甘めでそれだけで美味しく感じてしまう。かき揚げはカリッとしていて美味しかったのはもちろん、ご飯の量も申し分なく、すっかり満足させてもらった。
ゆっくり食べながら、美味しい蕎麦を堪能し、蕎麦湯を飲んでいたわけだが、ふと外を見ると土砂降りの雨だった。
美味しいお蕎麦を食べて、ゆっくり駅まで歩こうかと思っていたのにこれは予想外の雨で途中からタクシーを拾って駅に行った。
そばの美味しさと共に記憶に残る強烈なにわか雨だった。
ごちそうさまでした。
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