小伝馬町は庶民の見方、B級グルメスポットとして奥が深いかもしれない。今回、ランチで伺った立ち食い蕎麦屋の田そばさん・・・ここも小伝馬町交差点近くにあり、立ち食い蕎麦屋フリークの間では結構有名だ。
小さいお店でうっかり歩いているといき過ぎてしまう。現に自分はいき過ぎてしまい、見つけられずにウロウロしてしまった。間口は小さめで店内も狭い。5人か6人入ればいっぱいだろう。
お店に入るとすぐに券売機があるので、そこで蕎麦をチョイス。夏の暑い日だったが、温かい天玉そばにした。
別の日に行った時は、冷かけが別料金であったので、冷かけの天ぷらそばに。金曜日のミニカレーがかなり人気のようで、金曜日に行った時はほとんどの人がミニカレーのセットを頼んでいた。次回はそれを頼んでみたいと思う。
天ぷらそばの天ぷらは、小ケースの中にあるいくつかの中から選べるみたいだ。自分はオーソドックスに小エビのかき揚げを選んだ。サクッと揚がっていて美味しい天ぷらだ。店主の丁寧な仕事ぶりが分かるような気がした。
蕎麦は生蕎麦を一人前ずつ茹でているので、時間がかかる。時間はかかるが茹でたての蕎麦を食べられる。立ち食い蕎麦屋でだ。嬉しいじゃないか。そして出来上がりがこちら・・・天玉そば。
蕎麦に、まずつゆをかけ、そこに生玉子とかき揚げが載せられて出来上がり。かき揚げはつゆに触れていない部分はサクサクで食べられる。生玉子はいつものようにそばの下に隠して温めておき、最後にいただく。
まずつゆを啜る。最初、びっくりした@@!つゆにパンチがないと感じたのだ!・・・あれ?と思うが、化学調味料を使っていないからだと気づき納得する。この味、慣れるとその優しさに食べていてホッとするのだ。
そばも美味しい。やはり蕎麦は茹でたて、その場で茹でてくれるのがいいというのを実感できる。優しいつゆと美味しいそば、サクッとしたかき揚げ、天玉そばとしては満点だろう。
さて、別の日。券売機に冷かけがあるのに気づき、これは冷かけも食べてみたいということで早々に再訪した。この時、密かに考えていたのは、茄子の天ぷらで冷かけそばを食べるというシーンだったが、残念ながら、その日は茄子の天ぷらがなかった。
そこで選んだのが、舞茸天。結構大振りの舞茸天を切り分けて載せてくれて、そのほかにわかめと三つ葉が添えられて出来上がり。冷かけで大盛にした天ぷらそばの出来上がり。どうです?美味しそうでしょう。
舞茸天のさっくりした歯応えが何とも言えない。そしてわかめと三つ葉のアクセント。当然、付け合わせの刻みネギとわさびの味も交わる。夏は冷かけだなと思いながらいただいた。
小伝馬町交差点近くの小さい立ち食い蕎麦屋さん、田そばさん、今回、初めて行ってみたけど、予想以上の美味しいお蕎麦を食べることができた。そして未体験なのが、金曜日限定メニューのミニカレーライス。みんな頼んでいたので、次回はぜひ金曜日にミニカレーライスを食べに行ってみたいと思ったのでした。
ごちそうさまでした。