いつの頃からかそこにあった・・・食べログで調べてみると、2016年12月がオープンらしい。もう4年近く経つのかと改めて思う。鴨肉の焼肉を食べられるお店だが、ちょっと敷居が高く、今まで行けていなかった。お昼にラーメンをやっているというのに気付いたのは最近だと思う。
場所は、人形町通りと並行(リガーレ側の)している1本隣の路地・・・お昼は知る人ぞ知るなのか、あまり混んでいる風はないということで先日、お邪魔した。この時も、店内はそれほど混んでなく、お好きな席へどうぞという感じだった。店員さんは、若い方が二人、物静かな二人だったが、こだわりの鴨ラーメンを食べてくださいって感じの雰囲気を醸し出していた。
自分は奥の左側の席に陣取り、メニューをみて、少し考える・・・何を食べるか?鴨ラーメンが大きく書かれているのでそれを食べるのがオーソドックスだろうが、鴨ロース丼とかメニューの裏には激辛まぜそばとあり、それにもそそられる。
最終的には、お昼にメインで出している鴨ラーメンで、初めてきたのだからということで、少し豪華にチャーシュー麺にして、さらに大盛となった。写真がそれだが、透き通った醤油ベースのスープ・・・メニューにある解説によると、こちらの鴨はあいち鴨を使っているとのこと、ラーメンのスープはその「あいち鴨のガラを長時間炊き、鴨本来の旨味を凝縮させて化学調味料を一切使用せず、鴨本来の旨味とコクを最大限に引き出したスープとなっております。」ということだ。
しばらく待って出てきたのが、こちらのあいち鴨チャーシュー麺(大盛)だ。鴨肉なので、お決まりのネギも乗っている。2種類あるのが嬉しい。そして鴨肉には旨味を引き立てるように胡椒がかけてある。
注目はスープ・・・鴨というと日本そばの鴨南蛮の甘く濃厚な味を想像しがちだが、これは違う。すっきりした醤油ベースのスープだ。透明色のスープの見た目そのもののスッキリスープなのだが、知らぬまについつい飲んでいる。鴨旨味がそうさせるのだろうと思う。
次に麺・・・ストレート麺で細めだ。茹で具合は少し硬めに茹で上がっている。歯応えを感じる。これとスープと一緒に啜り込むとなんともいえない。いつも食べているラーメンとはちょっと違い、ゆっくり味わいながら食べたいラーメンだ。そして麺の量だが、大盛は結構ある。これなら普通盛でも十分で、大盛りにする代わりに鴨葱わさび丼を食べた方がいいかも。
お昼はラーメンを中心に手軽にこのあいち鴨を味わってもらうことを狙っているのだろう。シンプルなメニュー構成で勝負している。今日はラーメンだったので、次は丼ものを食べてみたい。そして最終的には夜にお邪魔して、鴨肉の焼肉をいろいろ味わってみたいものだ。
これからの季節、かも料理ですぞ!
ごちそうさまでした。