午後早い時間に六本木方面に所用があったので、お昼は久しぶりに天鳳さんに寄らせてもらった。明るい時間に六本木周辺を歩くのは久しぶり・・・道の拡張工事や建替など、ミッドタウン後の六本木は依然として変化の中にある。
その中で昔から変わらないのが天鳳さんのラーメン。到着が1時30分に近かったのですぐに座れるかと思ったが、それは甘かった。数名の待ち人がいるではないか。間に合うか・・・と時計を覗く・・・ギリギリで間に合うだろうということで待つことに。
席についてしばらく待つ・・・もちろん頼んだのはメンバリ大盛だ。実は今年初めてとなる。お久しぶりの天鳳さんのラーメンの香りで鼻腔をくすぐられ頭の中はクラクラになっていた。
いつもと変わらない天鳳さんのメンバリ大盛・・・一三五を上回る麺の硬さ、脂っこさ、塩っぱさだ。こいつを美味いと言う奴はそんなにいない。この時も周りはほぼ全て一三五を食べている・・・自分は密かに優越感に浸る。この時ばかりは体重のことも血圧のことも忘れて食べる。
かた麺を濃いスープに絡めて食べるのだが、その時、ネギと支那竹がいいアクセントになる。スープに絡めた熱い麺を頬張りワシワシ食べる。そしてスープをすする。たまらんひと時だ。美味い!チャーシューはスープに馴染むまでしばらく置いておく。ネギと支那竹を適度に挟みながら無視で麺を食べる。そして途中からチャーシューを頬張る。美味い!
やはり麺!西山ラーメンさんの特注の麺、これでなければメンバリはできない。たまらないこの歯ごたえ・・・そしてスープの奥深さ、もう高血圧でもこの時だけは許す!って感じ。一滴たりとも残したくない・・・実際残さない。美味い!美味い!
丼が出てから5分と少々のわずかな時間だが、この時だけは別世界だ。メンバリの味に恍惚となる・・・お代わりしたいと思う・・・実際は無理だが、でも食べたいと言う気持ちを抑えて、席を立つ。
次はいつこれるだろうか。
ごちそうさまでした。