許されるなら週一で食べたいのが、ここ、富士屋本店日本橋浜町の料理。今回は、久しぶりに二人での訪問となりました。飛石連休の谷間の平日夕方、いつもの平日でもまだ満員にはならない時間帯、6時過ぎだったでしょうか、右奥のカウンターに陣取りました。
当然、最初はビール。ビールが出てくるまでの間、料理をどうするか検討します。最近は、2人の時は4品ぐらい。サラダ系、魚か肉料理で1品、そして肉系の焼き物、最後にご飯類って感じ。この日もそんな感じで頼みました。
最初は、地元の食材を使った一品・・・関商店さんの豆腐とシチリアのアンチョビを合わせた一品。これが美味しいんです。豆腐の舌触りもいいのですが、そこのこのアンチョビを合わせるのか!って感じ。どこからこういう発想が出てくるのでしょうか。
豆腐は半丁ぐらい使っているかと思いますが、この美味しさなら一丁使ってもらってたっぷり味わいたいです。
次が、この日の一番だった・・・炙り鯖とカリフラワーのムースの一品(正式な料理名は失念)。これは鯖の美味しさはもちろん、カリフラワーのムースでそれがさらに引き立てられて、そこにさらにいくらの旨味が加わるという禁止技の連発。
そしてお酒は、二人できているので、ワインをボトルで。このノベロは先日、Facebookで紹介されていた一本。フルーツフルな味がなんとも美味しいワインでした。
この日の肉料理は、珍しくポーク。今年の夏頃からでしょうか、肉といえばサーロインなど牛肉が定番だったのですが、この肩ロース肉がロースターの上に乗るようになり、いつか食べてみたいと思い、今回、やっと頼みました。
じっくり火が通してあって、肉自体の柔らかさや旨味を存分に味わえます。そして上にかけられているソースとそこに入っている野菜各種も甘味があり美味しかった。ベーコンが結構いい感じでした。
最後、本日のご飯ものは、秋鮭と新物いくらの焼飯。これもしばらく前からメニューにあり、調理しているところを何回か見かけ、いつか食べてみようと頭にインプットされていたのですが、今回、いただきました。贅沢な焼飯でした。
今回は料理長の英介さんはお休みのようでしたが、味はいつもと変わらず、料理の出るタイミングもいい感じで、富士屋本店の料理を十分堪能できたひと時でした。
今年はあと何回来られるでしょうか。
美味しい料理とお酒、そして良い雰囲気のお店でのひと時、いつもありがとうございます。
ごちそうさまでした。
関連ランキング:立ち飲み居酒屋・バー | 浜町駅、水天宮前駅、人形町駅