最低月1回は来ている・・・と思う富士屋本店日本橋浜町さん。9月早々の金曜日の夜、お邪魔してきました。夜7時半という一番混んでいそうな時間にお邪魔したこともあり、最初は外のドラム缶テーブルで始まりました。この日は周辺ではかなりの夕立があったらしく、空ではピカピカと稲光が雲間から漏れてくる状況・・・いつ降られるかとスリルを味わいながらの宴の開始でした。
まず初めはいつもの通り、サッポロ生ビールで始まります。店内からの活気をもらいながら、外で飲むというのもいいものです。ぐいっと飲んで料理メニューと睨めっこ。今回も美味しい料理を4品ほどいただきました。
本日の最初の料理は、地元の食材シリーズの一品、関商店さんの木綿豆腐を使った料理。シンプルにジャコと刻み葱、それにオイルがまぶしてあり豆腐の甘味とジャコ等の塩っけが絶妙な味を醸し出す一品。
これは一口食べた瞬間・・・「美味しい!!」という言葉を思わず発してしまったほど美味しくいただきました。これはいいですわ。
続いては、炙った大イサキと緑のサラダ。これも、普段はあまり見かけないような大振りのイサキがいっぱい入っていて、そのイサキと緑の葉っぱをワッ!と口に頬張りもぐもぐ・・・美味しいです。
いつも何を食べても美味しいねえ・・・と言いながら頂いていたわけですが、この後は店内に入ったところのカウンターがちょうど空いたのでそこに移動させてもらいました。店内は以前に比べればお客さん同士適度な距離がとられていますが、活気は今までと変わりなしという感じです。
そして飲み物はといえば、やはりPinot Noir。今回は、ニュージーランドの一品をお願いしました。軽く、すっきりしていて美味しいPinot Noirでした。
そして料理は後半、温菜のフェーズに入ります。今回は2品の温菜をいただきました。
3品目からは温かい料理・・・温菜ですが、これは自家製唐墨をふんだんに使ったイカのポワレ。濃厚な唐墨の味とイカの旨味のベストマッチの一品です。
このイカにかけられているソース、唐墨が使ってあるのでしょうか、濃厚で美味しいソースでした。バケットを頼んでそれにつけて食べたかったです。イカと唐墨の美味しさを十分に味わえる一品でした。
最後の料理は、以前は定番のように食べていたサーロインステーキ!今回、久しぶりにオーダーしました。自分の目の前で調理されていくところを見守りながら待ちます。
肉が1人前に切り出され、コンロの上に乗せられて徐々に火が入っていく。最後の仕上げの前に火から外されて、熱をゆっくりとおし、最後はフライパンで強火で一気に周りをこんがりと・・・そして出来上がりがこちら。
いい感じの歯ごたえと、口の中にじゅっと出てくる肉の旨味、う〜ん、やっぱり美味しい。そして食べ応えがある。
マスタードや粒胡椒をつけて食べますが、何もつけないで肉の味を純粋に味わっても美味しい。もちろんマスタードでも粒胡椒でも美味しい。そしてこのボリューム・・・二人で食べても十分な量。
ワインを飲んで、美味しい温菜を2品食べて、もうお腹は十分満たされて、満足満足しました。
そろそろ夏も終盤、メニューも秋メニューが出てくる頃、次回はどのような美味しい料理を頼めるのか・・・楽しみにしながら、お店を後にしました。
今回もごちそうさまでした。
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